オンライン会議で「白髪」が目立つ? 白髪のメカニズムの最新研究結果が発表

オンライン会議で「白髪」が目立つ? 白髪のメカニズムの最新研究結果が発表

  • マイナビニュース
  • 更新日:2021/07/21
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大正製薬は7月15日、白髪などの「毛髪アンチエイジング」に関する最新研究をオンラインで発表しました。白髪といえばこれまでは「染める」以外に対策がありませんでしたが、白髪を黒髪に戻す、根本から改善して白髪をなくせる未来が見えてきます。

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○「細胞レベル」で毛髪エイジングにアプローチ

白髪は、加齢やストレスなどにより、髪の色の源であるメラニン色素が減少することで起こります。薄毛の研究は進んでいますが、白髪については根本的な改善策が少なく、まだ謎が多いとされています。確かに、白髪はカラーリングで隠せるため、深刻な問題とされなかったといえるかもしれません。

同社は、学習院大学理学部生命科学科の教授である柳茂(やなぎ・しげる)氏と共同研究を進め、「脱・白髪」への根本アプローチを探っています。

これまでに得られた知見は、「生命活動のためのエネルギーを作る細胞小器官『ミトコンドリア』が、老化や病気などと関連する。ミトコンドリアがエネルギーを作る過程で老廃物が蓄積し、ミトコンドリアの品質に影響が出る。MITOL(マイトル)という酵素はミトコンドリアの働きに大きく関わり、髪や皮膚のアンチエイジングに重要な役割を果たす」ということです。

「ボタン科・牡丹の根の皮から抽出された『ボタンピエキス』が、MITOLの発現を高め、毛髪のメラニンを維持するなど、毛髪のエイジングに有用な可能性がある。また、大正製薬とネイチャーラボとの協業により、「『ボタンピエキス』は『ブラックリバースペプチド』という成分と掛け合わせると毛髪メラニンへの作用が増強される」

大正製薬では今後、MITOLの新たな機能やMITOLに働きかける素材の作用についてさらに研究を進め、髪や皮膚のエイジングケアにつながる製品を開発していく予定とのことです。
○コロナ禍の「老け髪」の悩みをしっかり解消

コロナ禍で一気に増えたオンライン会議の機会。Webカメラを通して見える自分の髪が「パサついている」「白髪が増えたかも」などと気にしている人もいるのではないでしょうか。

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「脱・白髪」の研究発表会の締めくくりとして実施された、毛髪診断士による白髪や薄毛などの「老け髪」対策ミニ講座が興味深い内容だったので、こちらも紹介します。
○老け髪対策のポイント

まず、今すぐ実践できそうなのは、「パソコンやスマホを操作する時、猫背にならないようにすること」。パソコンやスマホによるブルーライトにより、ただでさえ目などに負担がかかっているところに猫背だと、肩こりや頭痛のほか、頭頂部への血行不良にもつながり髪にも悪影響となってしまうのです。

専用のスタンドがあれば理想的ですが、本や箱などで底上げして、視線が下向きにならないような角度に置くだけでも十分。この方法は、オンライン会議でのカメラ映りもよくしてくれます。顔用のライト(なければA4のコピー用紙でもOK)を併用すれば、さらに効果アップ。

また、髪の健康を保つ習慣を生活に取り入れ、無理なく続けることも重要です。

「手の平の脂を移すようにして手グシをすると髪にツヤを出す」「休憩時間は、腕を組んで頭をもたれるなどして、頭のあちこちにあるツボを自然に刺激する」「シャンプーはゴシゴシこすらず、頭皮を寄せて上げるようにして毛穴の周りの汚れを落とす」「横断歩道と信号機(黒・白・赤・緑・黄)をイメージしてさまざまな色の食材を食べる」などの方法が紹介されました。

確かに髪によさそうですが、健康管理にも役立ちそう。できることから始めてみませんか。

木村悦子 きむらえつこ 出版社勤務後、編プロ「ミトシロ書房」創業。紙・Webの企画・編集・執筆を行う。著書に『入りにくいけど素敵な店』『似ている動物「見分け方」事典』など。関心領域は、食文化・動物学・占いなど。 この著者の記事一覧はこちら

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