
約3年ぶりのワールドツアーの日本公演をを行ったSUPER JUNIOR(撮影・石井亜希)
韓国の人気男性グループ「SUPER JUNIOR」が19日、埼玉・ベルーナドームで約3年ぶりとなるワールドツアー「SUPER SHOW 9」日本公演を開催。前日18日と合わせ、2公演で合計6万人を動員した。
この日は、日本公演でのみ披露している「★BAMBINA★」や定番の代表曲「SORRY,SORRY」など全22曲を披露。リーダーのイトゥク(39)はコロナ禍を振り返りつつ「この3年間は、これまで会えていたE.L.F.(エルフ=ファンの総称)の皆さんに突然会えなくなるという、これまで誰も経験したことがない状況となり、とてももどかしい時期を過ごしました。〝SUPER SHOW 9〟というツアーを通して、E.L.F.の皆さんに感謝の気持ちを一番に伝えたい」と心境を明かした。
最初のMCでは、ぽっちゃり&ユーモアセンスで〝お笑い担当〟でもあるシンドン(37)が、「皆さん、こんばんは!」とあいさつ。メンバー屈指といわれるダンスの実力を持つが「膝が悪くて、ダンスに参加ことができない…」と吐露した後に「その分、今日はこのカッコいい顔で勝負を挑みたい!」とドヤ顔で笑いを取った。
また、イトゥクは現在開催中の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を引き合いに「ワールド・ベースボール・クラシックよりもっと楽しいSUPER SHOW! 違いますか?」と呼びかけると、ファンから大歓声が上がった。
残念ながら韓国代表は3大会連続で1次ラウンド敗退となったが、イトゥクは前日のライブで、投打両面で侍ジャパンをけん引する大谷翔平投手の話題を話したことに改めて言及。「昨日、僕が大谷選手よりもいい点があるとしたら、何があるか悩んで…『それでも僕を愛してください!』とお願いしました」と呼びかけ「大谷選手が好きか? 僕が好きか?」と、自身のSNSを通じてアンケートを取ったことを明かした。
その結果、ファンから多くの反応が寄せられたというが「その結果、80%の人が大谷の方がいいと…」と苦笑い。「E.L.F.の皆さんが言ったんですよ! 『大谷の方がいい』と」と落ち込んだ様子で、メンバーは大笑いした。
それでも、イトゥクは「10%の人が大谷もいいけど、イトゥクもいいと言ってくれました」と少し安堵すると、「さらに10%の人が大谷よりもイトゥクの方がいいと言ってくれました! 本当に? 本当ですか?」と何度も確認して歓喜した。
最後にイトゥクは「今日は公演を通して、その割合を変えていきたい! 大谷を検索したときに、検索語のところにイトゥクの名前が出るように、僕がこの場を通して大谷にひと言、言いたい」と宣言。「オオタニ~!」と勢いよく切り出し、ライバル宣言するかと思いきや「愛してるよ~!」とまさかの愛の告白でファンからは笑いが。他のメンバーは「オオタニさん、ごめんなさい」と謝っていた。
東スポWEB