大阪万博の海外パビリオン、チェコが建築許可を初申請

大阪万博の海外パビリオン、チェコが建築許可を初申請

  • 朝日新聞デジタル
  • 更新日:2023/09/19
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"大阪市の夢洲(ゆめしま)で開かれる大阪・関西万博の会場イメージ=2025年日本国際博覧会協会提供"

2025年大阪・関西万博の海外パビリオンの建設をめぐり、大阪市は19日、出展を予定しているチェコが着工に必要な仮設建築物許可の申請を提出したと発表した。自費でパビリオン建設を予定している海外の国からの申請は初めて。市の確認にはこれから約1カ月かかる見通しで、市から許可を得た上で着工する。

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チェコが許可申請したパビリオンは、各国が自費で建設する「タイプA」。市によると、チェコは8月14日、仮設建築物許可申請の前段階となる基本計画書を市に提出していた。これまでチェコを含む7カ国が基本計画書を提出している。

「A」のパビリオンは当初60カ国が建設を予定していたが、資材費の高騰や建設業界の人手不足などで建設の遅れが懸念されている。このため日本国際博覧会協会は、建設手続きが遅れている国に協会が代わりに建てて引き渡す「タイプX」への変更を呼びかけており、協会によるとこれまでに1カ国が「A」を断念して「X」への移行を決めたという。(原田達矢)

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