北陸新幹線延伸開業...その後の関西・北陸間の「要」だけど乗り換え時間は8分...敦賀駅の特急列車専用ホーム完成で他駅との違いを探る

北陸新幹線延伸開業...その後の関西・北陸間の「要」だけど乗り換え時間は8分...敦賀駅の特急列車専用ホーム完成で他駅との違いを探る

  • MRO北陸放送
  • 更新日:2023/11/22

来年春の金沢~敦賀間の開業でJR北陸線の特急列車は、すべて敦賀駅止まりとなります。その敦賀駅で建設が進められてきた特急列車の乗り換え専用ホームが20日完成し、報道陣に公開されました。

【画像78枚】ついにベール脱ぐ 敦賀駅乗り換えホームに潜入

MRO 兵藤遥陽アナウンサー
「公開されたばかりの敦賀駅です。3月16日以降は、こちらのホームに特急列車が到着しまして、そのあとこのホームの真上3階部分にある新幹線ホームにおよそ8分かけて乗り換えるということです」

北陸新幹線と大阪・米原方面の特急列車との乗り換え専用ホームは、新幹線の金沢~敦賀間の開業に伴い、JR北陸線の特急列車が敦賀駅止まりとなることから、乗り換えの利便を図るため4年前から工事が進められてきました。

兵藤アナ
「こちらホームに設置されたエスカレーターです。乗客の利便性をさらに高めてくれます」

エスカレーター8基・エレベーター2基で乗り換え時間は8分間

乗り換えホームは、3階の新幹線ホームの真下に位置していて、12両編成の特急列車が最大4本停車することができます。2つのホーム合わせてエスカレーター上下8基と20人乗りのエレベーター2基が設けられ、最短8分で金沢方面と大阪・米原方面への乗り換え客を捌きます。

20日から列車の試運転も始まり、完成したばかりの真新しいホームに特急サンダーバードの車両が横付けされました。

JR西日本 大阪工事事務所金沢工事所敦賀派出所 武部啓吾副所長
「ここ敦賀におきましては新幹線の開業に伴いまして、これまで以上に多くのお客様が行き交うことが予想されているので、万全を期して開業を迎えたいと考えている」

この乗り換え専用ホームには、来年3月16日以降、上下合わせて大阪方面の特急サンダーバードが1日50本、米原・名古屋方面の特急しらさぎが1日30本発着する予定です。

ほかの乗り換え駅では改札レスの対面発着で最短3分も…

新幹線開業で新たに大阪・米原方面の特急列車と金沢・東京方面の新幹線との乗り換え駅となる敦賀駅。

全国には敦賀駅と同様に新幹線の全線開業までの間、在来線との乗り換えとなる駅がいくつかあります。北海道新幹線の新函館北斗駅、佐賀県の西九州新幹線・武雄温泉駅、上越新幹線の新潟駅です。

このうち去年9月に開業した西九州新幹線の武雄温泉駅では、長崎方面への新幹線と博多方面への特急列車が同じホームの向かい側に発着し、乗り換え用の改札もなく乗り換え時間は最短3分とされています。

新潟駅も2018年の在来線駅の高架化に合わせて特急列車専用の乗り換えホームが設けられ、上越新幹線と山形、秋田方面への特急が改札を挟んで対面で乗り換えられます。

また北海道新幹線の新函館北斗駅では乗り換え用の改札機を挟んで新幹線と札幌や函館方面への在来線列車が同じフロアで乗り換えられます。

地形などの影響も 敦賀駅の特殊性とは…

一方の敦賀駅ですが、地形や国道8号のバイパスと立体交差する関係で新幹線のホームは高さ21メートルに設けられ、大阪や米原方面の特急列車との乗り換えは、2階のコンコースを挟んで上下の移動を伴うことになりました。

JR西日本では、北陸新幹線の駅では最も多い26基のエスカレーターや、6基の大型エレベーター、そして19通路の乗り換え改札機を設置し、乗り換え客に対応しますが、敦賀以西の開業まで少なくとも15年以上は乗り換えが続くことから、利便性は確保してもらいたいものです。

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