
読売テレビニュース
1等・前後賞合わせて10億円が当たる、「年末ジャンボ宝くじ」の発売が21日、始まりました。
今年最後の運試し!年末ジャンボ宝くじ。当たれば、最高10億円です!
購入者
「マンション欲しいですね」
「会社やめる!10億!」
夢は広がりますが…。1等の当選確率はご存じですか?
「0.001%ぐらいですかね?」
ゼロの数が3つ足りません!発行予定枚数4億6千万枚のうち、1等は23本。2000万分の1なので、0.000005%という確率です。
一獲千金は、そう簡単ではないですが、“由緒正しい”ご利益のある場所があると聞いて、訪れました。大阪・箕面市にある瀧安寺は、宝くじ発祥の地と言われています。
江戸時代のこと、元日からの1週間に、寺の参拝者が箱の中に木札を入れます。それを僧侶がキリで突き、3人の当選者を決め、“お守り”を授けたというのが宝くじの始まりとされているのです。
箕面山瀧安寺・住職 山本昌弘さん
「宝くじは夢や希望を与える行事でございますけれども、ギャンブルのような要素もございますのでね。世のため人のために使っていただけたらと」
ちゃっかり、人生で初めて宝くじを購入した記者も、さっそくお参りしました。
ちなみに、宝くじ全体の収益金は年間8千億円以上。50%ほどが当選金に充てられますが、 約40%は全国の自治体に渡っています。
大阪市では、毎年この時期に開催されるライトアップなどにも使われているということです。
今年も残すところ1か月あまり。宝くじを買った人にとっても買っていない人にとっても、素敵な年末年始となりますように。