
「フェルマーの料理」第5話より 給仕長の福田寧々(宮澤エマ) (C)TBS
俳優の高橋文哉と志尊淳がダブル主演を務める連続ドラマ「フェルマーの料理」(TBS系)の公式インスタグラムで、第5話(17日放送)で話題になったシーンのメイキング動画が公開され、フォロワーから多くの反響が寄せられている。
「月刊少年マガジン」(講談社)で連載中の小林有吾氏による同名漫画が原作の連ドラで、数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年、北田岳(高橋)と、二つ星レストラン「K」を経営する謎多きカリスマシェフ、朝倉海(志尊)が出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく姿を描く。
第5話で、Kの買収を目論む名門、ヴェルス学園の理事長で実業家の西門景勝(及川光博)から料理長になってほしいとスカウトされた部門シェフの赤松蘭菜(小芝風花)は、条件として、3年前に海に自分の店を奪われたことが原因で心身を壊した料理人の母、桜(釈由美子)も一緒に働くことを要求。彼女の料理のファンだったという西門はこれを快諾した。しかしその後、蘭菜は、桜の店を奪ったのは海ではなく、土地の開発プロジェクトを推し進める西門から立ち退くよう要求されて断った際に、店が執拗な批判を受けたことが理由で体調を崩したことを母から直接知らされた。
後日、西門は海に話があるとして来店。海は、Kに戻りたいと懇願した蘭菜に、西門に一皿振る舞うよう命じた。西門は食したばかりの料理を大絶賛。彼の前に蘭菜が現れ、これからついて行きたいのは西門でも母でもないと告げてKに残る意思を述べると、西門はテーブルを叩いて激昂し、「これにて失礼するよ」と席を立った。給仕長の福田寧々(宮澤エマ)はいつもの真顔で「ご来店ありがとうございました」と一礼し、西門を出口までエスコート。その際に「蛍の光」を口ずさむ寧々ら給仕たちと、「やめなさい。なんだ、それは」と不満を口にする西門の姿が視聴者の間で「宮澤エマさんが丁寧な接客で西門理事長を煽る姿がツボ(笑)」などと話題になった。

「フェルマーの料理」第5話より 給仕長の福田寧々(宮澤エマ) (C)TBS

「フェルマーの料理」第5話より 西門景勝(及川光博) (C)TBS
20日に更新されたインスタグラムでは、「西門理事長が退店する際の 給仕チームによるセルフ蛍の光の裏側を公開 みなさんはハモリに気が付きましたか?」とのメッセージを添えて、出演者らが「蛍の光」を口ずさみながらメインルームから出てくる約20秒のメイキング動画を公開。スタッフの「はい、OK」の声に「よかった。大丈夫かな」と安堵する及川の姿や、給仕チームに「ちょっと若干ハモってんのよ」と笑いながらツッコんで爆笑を誘う宮澤の様子が映し出されている。
突然の「蛍の光」で西門を“丁重”に送り出すこの動画に、リプ欄には「ここ思わず笑ったw」「閉店がらがらの曲合唱」「ハモってたのですね気づきませんでした」「蛍の光で笑う日が来るとは!」「理事長のやめなさいがすきw」「(鳥越円役の)ケイスケ(木田佳介)くんめちゃいい声なん死ぬ」といった反響がズラリ。最初に歌い出した宮澤に「寧々さんの歌い出し、ハモリも最高でした」「寧々さんの歌が上手過ぎて」「寧々さんも、最後、笑っちゃってたんですね」「まさかアドリブ!?」といった声が多数寄せられた。