期限付きで加わっていたJ1神戸に今季から完全移籍したDFトゥーレルが25日、キャンプ地の沖縄でオンライン取材を受け、引き続きプレーすることになった神戸への思いを語った。

20日の公開練習でボールを操る神戸のトゥーレル=沖縄県西原町、西原町民陸上競技場
ブラジル1部フラメンゴから昨夏加入した大型センターバック。昨季はわずか7試合の出場ながら、安定した守備でDFラインを引き締め、J1残留に貢献した。
「後半戦だけなら勝率は上位でポテンシャルはある。その力を最初から出せれば目標は達成できる」とトゥーレル。個人的な数字には目もくれず、仲間とともにタイトル獲得だけを目指す。
オフは家族と海などでゆっくり過ごし、背番号も15から3に変更して心機一転。フラメンゴのアカデミー時代から着けていたといい、「いつもいい結果をもたらしてくれている」と愛着を語る。
年明けに完全移籍が発表されると、神戸サポーターの喜びのメッセージであふれた。「このクラブで続けたいと思った大きな理由がサポーターの存在」。フランス1部でのプレー経験もある23歳は、感謝の思いを結果で示す。