元ヤクルト安田猛さん死去 「いつ死んでもいい」覚悟の母校指導 王氏の色紙宝に

元ヤクルト安田猛さん死去 「いつ死んでもいい」覚悟の母校指導 王氏の色紙宝に

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2021/02/21
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プロ野球ヤクルトで活躍した安田猛さんが死去した。73歳。福岡県出身。

福岡・小倉高から早稲田大、大昭和製紙を経て1972年にドラフト6位でヤクルトに入団。新人王や最優秀防御率に輝き、81イニング連続無四死球のプロ野球記録も作った。左サイドスローからの独特のフォームで「ペンギン投法」と呼ばれた。

現役時代の安田さんは巨人戦で「王キラー」として鳴らした。技巧派のイメージが強いが、実は「高校(小倉高)のころからうまかった」と話す大胆な内角攻めが真骨頂。人気野球漫画「がんばれ!!タブチくん!!」の人気キャラクター「ヤスダ」のモデルになったとされる。

近年はがんと闘いながら、長く甲子園から遠ざかっている母校の指導にも当たっていた。自身は1965年春の選抜大会にエースとして出場。自宅のある東京から学校のある北九州市に通って「野球人生の最後に母校を甲子園に出したい」と夢を追った。

「いつ死んでもいい」と覚悟しての指導。その一方で「僕は褒めて育てるタイプ」という方針で、孫のような選手たちにも慕われた。ソフトバンク王貞治球団会長から贈られた激励の色紙が晩年の宝物。グラウンドに全てをささげた「野球人」だった。(相島聡司)

西日本スポーツ

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