未(ひつじ)年
4月12日(月)〜5月11日(火)の運勢

波乱に満ち、変化に翻弄されやすいとき。
特に手こずりそうなのが仕事面です。
例えば、上司から膨大な作業を振られ、それだけで参っているのに、次から次へと指示が変わったり、仕様の変更が出たり……というような状況。
ピンチは昇進昇給のチャンスと思って、辛抱強く取り組むしかありませんが、作業に際しては、相当な心身の衰弱が予想されます。
この時期は、多くを求めず、全エネルギーを仕事に費やす覚悟をしたほうがいいかもしれません。
また“学び”における実りが大きいとき。専門分野の知識を深めるほか、人の意見を聞くことも有意義です。
目標に邁進する友人の姿勢に感化されたり、後輩と雑談するなかで仕事のアイデアが閃いたり……周囲の人々との会話のなかから、躍進のヒントが得られるときです。
恋愛運は上々ですが、どちらかというと裏目に出る模様。
声をかけられる機会が増え“モテ”を実感するかもしれませんが、仕事で手一杯で、誘いに応じられない可能性大。
さらに、その“モテ”が恋人やパートナーとの関係に悪い影響を与えることも。
特に既婚者は大きな問題に発展しやすいので、いくら声がかかろうとも、仕事に専念するのが良さそうです。
また、何かとお金を失いやすい模様。衝動買いでの浪費、投資での損失、知人に騙し取られる等々、さまざまな形でお金が出ていきそう。
この時期は、手元のお金になるべく手をつけないよう注意してください。
また、友人関係では、丑(うし)、戌(いぬ)年との付き合いを控えめに。
健康面で注意したいのは、胃の消化機能の低下。
この時期、相性がいいのは、卯(うさぎ)、午(うま)、亥(いのしし)年。
距離を置いたほうがいいのは、子(ねずみ)、丑(うし)、戌(いぬ)年の人。
吉方位は、東と西。避けたほうがいいのは、北と南。
※次回更新日は5月9日(日)
※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。
未(ひつじ)年
神鳥さんが授けるお守りアイテム
「元寶」のチカラを借りましょう。
元寶とは、中国の元朝以降、貨幣代わりに使われていた銀塊のこと。
舟形の上に丸いものを載せた形をしていますが、馬の蹄にも似ていることから、日本では馬蹄銀、または銀錠(ぎんじょう)と呼ばれています。
中華圏では、招財の風水アイテムとしておなじみで、さまざまなレプリカが手に入ります。
日本でも、大手サイトなどで取り扱いがあり、中華圏の縁起物のなかでは、比較的入手しやすいアイテムのひとつです。
ここでは、5つの金色の元寶を用います。
5つの元寶を正方形の四隅と中央に配します。
これは“五路財路”といい、東西南北と中央、すべての方角の神様のチカラを借りる風水の手法のひとつ。仕事運、金運、恋愛運、平安、人脈を呼び込むパワーが生まれます。
仕事上の難しい局面を乗り切り、収入アップが叶うチカラを授けてもらいましょう。
この時期のラッキーカラーは、赤と白。避けたほうがいいのは、緑と黄色。
※次回更新日は5月9日(日)
未(ひつじ)年・基本性格
静かな情熱と豊かな才能を内に秘めた人。
ブレることなく自分の世界を追求し、クリエイティビティを発揮していける人です。
今、モノづくりを職業にしていなくとも、プライベートで同人誌、ハンドクラフト、音楽などの創作活動に励んでいる人も多いのでは。
何事にも研究熱心で、与えられたタスクには一心に取り組み、独自のアイデアを加え、他の人にはないものを仕上げていくことでしょう。
アーティスティックな面を持ちながらも環境適応能力が高く、どんな職場でもうまくやっていけるタイプです。
上司の指示には従順、同僚の無茶振りに寛大、後輩には親切で、任せた仕事は抜群の仕上がり……。
まさに非の打ちどころがない人材といえるでしょう。
また、揉めごとが苦手とあって、少々の不条理はのみこんでしまうことも。ふんわりして見えて、実はとても心が強い人です。
悟明老師(ウーミン ラオシー)
「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
鑑定は17時30分~23時まで。鳥卦(約10分)は、一問につき300元。通訳を希望すれば、専属の通訳者がネット電話ごしに説明してくれる。鳥卦以外にも紫微斗数、四柱推命などのパーソナルな占いの依頼も可能。電話番号:0930-763-546(中国語対応)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい
悟明老師