
透き通ったスープが特徴的な函館名物の塩ラーメン。そのラーメンに欠かせないのが、スープがよく絡む中太のちぢれ麺です。
しかし、1920年に創業した函館市の老舗製麺会社「丸豆岡田製麺」。製麺会社でありながら函館市内に「マメさん」というラーメン店を構え、地元の塩ラーメン界を牽引(けんいん)してきました。
しかし、小麦などの原材料費の高騰などによって、今月4日に製麺所が事業を停止、店舗も閉店となりました。
この店では急きょ、別の製麺会社から麺を取り寄せたといいます。
満龍 佐藤正志店長:「不安な思いは大きかった。麺一つ変われば味も変わるので、どうなっちゃうのかなと…」
有名チェーン店「あじさい」では、「丸豆岡田製麺」の麺を使っていた土産用ラーメンの販売を終了するなど、影響は今後も続きそうです。
(「グッド!モーニング」2023年9月19日放送分より)