
7回、森下の同点適時打で生還した大山(3)を迎える岡田監督(撮影・中田匡峻)
「阪神2-1巨人」(26日、甲子園球場)
阪神が逆転勝利で今季2度目の6連勝。貯金を今季最多の「15」とし、2位・DeNAが敗れたため5ゲーム差。独走態勢に入りつつある。
先発の桐敷が7回1失点10奪三振の力投を見せると、八回に打線が奮起。大山の死球から佐藤輝の左前打、さらに森下の左前適時打で試合を振り出しに戻した。
さらに梅野も左前打で続くと、木浪が代わった高梨から左犠飛を打ち上げ、逆転に成功した。八回は右前腕の張りから1軍復帰登板となった湯浅が2死一、二塁のピンチを招きながらも無失点。九回は岩崎が1点リードを守り切った。
桐敷はプロ2年目でうれしい初勝利をマーク。交流戦前最後となる巨人との3連戦で大きな1勝を手にし、30勝一番乗りへ王手をかけた。