オリックスの株を1年前に買った人の「配当金・株主優待・株価」のトータル・リターンを徹底解説(2023年1月第4週)

オリックスの株を1年前に買った人の「配当金・株主優待・株価」のトータル・リターンを徹底解説(2023年1月第4週)

  • LIMO
  • 更新日:2023/01/25

株式投資の企業別年間リターン解説シリーズ

No image

株式を買う際、配当や優待だけでなく、気になるのが「株価の変動」でしょう。

配当や優待を受けとっていても、株価の変動は社会情勢や企業業績などによって時に大きく動き、リターンに影響を与えるもの。

株式投資において、「株価の値上がり・値下がり」は見逃せない要因です。

今回はオリックス(8591)について、配当金や株主優待、株価もあわせた「1年前に100株を買った人の本当のリターン」を確認します。

【関連記事】「商船三井」と「日本郵船」の株、その魅力とリスクとは【株主優待・配当金・株価】

「LIMO[リーモ]の今日の記事へ」

1. オリックスの配当金のリターンはいくらか

オリックスの株式を1年前に買い、持ち続けたとすると「2022年3月期の期末配当と2023年3月期の中間配当」の計2回を受け取ることができます。

なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。

今回の検証では、以下のような想定となります。

株式の取得日:2022年1月24日

株式の取得価格:2472円(取得日の終値)

2022年3月期・期末配当46.60円

2023年3月期・中間配当:42.80円

100株ベースの配当金のリターン:8940円

それでは次に、株主優待のリターンを計算していきます。

2. オリックスの株主優待のリターンはいくらか

オリックスは「毎年3月31日現在及び9月30日現在」株主名簿に記載のある株主に、下記のような優待を提供しています。

2.1 オリックスの株主カードによる優待(3月・9月)

宿泊・食事・野球観戦・水族館など、オリックスグループ提供の各種サービスが優待価格で利用できます。

2.2 オリックスの株主優待「ふるさと優待」(3月のみ)

※オリックス取引先の取扱商品が掲載されたカタログギフトより、お好きな商品を1点

3年以上継続保有:Aコースカタログより1点(Bコースよりワンランク上)

3年未満保有:Bコースカタログより1点

なお、「株主カード」と「ふるさと優待」による株主優待制度は、2024年3月31日時点の当社株主名簿に記載ある株主さまへのお届けをもって廃止となります。

オリックスの優待内容では明確な金額は定まらないですが、今回の検証では優待の経済価値を3000円と想定します。
そのため、優待のリターンは3000円となります。

3. オリックスの株式投資のトータル・リターンはいくらか

以上、配当金と株主優待のリターンについて振り返ってきました。

次に、株価変動によるリターンを計算します。

株式の取得日:2022年1月24日

株式の取得価格:2472円(取得日の終値)

取得から1年後の日付:2023年1月24日

1年後の株価の終値:2265円

100株ベースの株価変動によるリターン:▲2万700円

そして最後に、トータル・リターンを計算します。

配当金のリターン:8940円

株主優待のリターン:3000円

株価変動によるリターン:▲2万700円

トータル・リターン(金額ベース):▲8760円

トータル・リターン(%ベース):▲3.5%

トータル・リターンは金額ベースで▲8760円でした。

4. まとめにかえて

オリックスの株式の年間リターンは▲3.5%でした。

配当金や株主優待によるリターンはあったものの、株価の影響により損失がでました。

配当金・優待・株価とそれぞれの要素を確認すると、どのような影響が株式投資のリターンにあらわれているかわかりやすいでしょう。

今回確認した通り、株式投資の際は配当や優待だけでなく、株価水準についてもきちんと確認してみてください。

参考資料

オリックス株式会社「2023年3月期 第2四半期決算短信〔米国基準〕(連結) 」

オリックス株式会社 株主優待について

宮野 茉莉子

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加