高津区三師会 コロナ禍3年目に向けて 各会長に抱負など聞く〈川崎市高津区〉

高津区三師会 コロナ禍3年目に向けて 各会長に抱負など聞く〈川崎市高津区〉

  • タウンニュース
  • 更新日:2022/01/14

タウンニュース高津区編集室では、2022年の初頭にあたり医療の最前線に立つキーマンに取材を敢行。三師会(高津区医師会、高津区歯科医師会、高津区薬剤師会)の会長に、3年目を迎えるコロナ禍への姿勢や方針、今後の抱負などを語ってもらった。

高津区医師会

高津区内で働く会員医師約170人で構成される高津区医師会では毎月1回、役員会および定例会を開催。日常診療や予防接種、在宅医療などに必要な会員間の事務的な連絡や協議を行い医療体制の充実や市民の健康増進に寄与している。同会・木下俊之会長は、2年に及ぶ新型コロナウイルス感染症の流行に対し「医師会としても各医療機関での発熱外来の運営や抗原検査・PCR検査などの検査体制の構築、ワクチン接種体制の構築、病床ひっ迫時の往診医の確保など、行政と連携しながら様々な運営を行って参りました」と説明。年明け早々、各所でオミクロン株による感染者数の急増がみられ、再度の感染爆発や、それに伴う医療体制のひっ迫なども懸念される中「昨年夏の第5波で得られた医療体制を維持・拡大しながら、あわせて3回目のワクチン接種も高齢者から順次すすめていければ」と抱負を語る。さらに「市民の皆様も手洗い、うがい、マスク、密を避けるなどの基本的な感染予防対策を徹底していただき、コロナ禍を一緒に乗り越えるためにご協力をお願いいたします」と呼び掛けている。

高津区歯科医師会

高津区歯科医師会(会員63人)の三浦徳明会長は、昨年の活動を振り返り「東京オリンピックが無観客で行われる中、2回のワクチン接種など感染防止に四苦八苦してきましたが、歯科医師も徹底した感染対策を行ってきました」と説明。その結果「歯科診療からは感染者を出していません」と成果を強調。「新たなオミクロン株による感染拡大が懸念されていますが、なお一層の努力を重ねて参りたいと思います」としている。また、コロナ禍で「お口の健康が全身の健康に繋がる」といった意識の変化が患者にみられるようになった、とも分析。「かかりつけ歯科医の努力により定期健診や口腔ケア、口腔清掃(PMTC)などの口腔疾患の検査、さらに歯科検診で来院される患者さんが増えています」と話す。同会は「健診を通じ早期発見、早期治療」をモットーに、口腔ケアを中心とする地域医療に貢献。「訪問診療、多職種連携はもちろん、1歳半健診、3歳児健診、学校歯科健診、保育園、産業歯科健診さらに妊産婦のハッピーファミリー健診などの事業に、会員一丸となって取り組んでいければ」と決意を述べていた。

高津区薬剤師会

高津区薬剤師会(会員約80人)では昨年、新型コロナワクチンの集団接種会場(高津市民館)への薬剤師の派遣を実施。今後始まる3回目接種に向けても「対応する態勢を整えています」と惠木(えぎ)立(たつ)会長は話す。また、コロナへの対応として健康上の理由などによるワクチン未接種者や12歳未満の子どもを対象とした検査パッケージや、このほど解禁となった経口薬に関しても登録薬局での取り扱いを開始している。

さらに在宅介護への対応として昨年夏には帝京大学医学部附属溝口病院と心不全での連携を開始。薬剤師としての服薬指導はもちろん、患者に対し心筋梗塞等の兆候がないか聞き取りをし、医師と情報共有している。「複数の薬を飲んでいるケースが多いので、診察より薬局の方が訪れる頻度が高い。ちゃんと飲まれているかの確認も含め、医師のフォローに努めています」と惠木会長。「今後も他の職種と連携し、患者を総合的にみていく。さまざまな活動を通して住民の皆さんの健康の役に立つよう頑張っていきたい」と抱負を語っていた。

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高津区医師会木下俊之会長

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高津区歯科医師会三浦明会長

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高津区薬剤師会惠木立会長

タウンニュース高津区版

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