
服部知事(25日)
新型コロナの5類への引き下げ最終調整について、25日、服部知事は「混乱が起こらないよう適切に対処したい」と述べました。
政府は、新型コロナの感染症法上の位置づけを、現在の「2類」から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に引き下げる方向で最終調整しています。
引き下げの時期は4月下旬から5月上旬になる見通しです。
このことについて福岡県の服部知事はー
▼服部知事(25日午前)
「戸惑い、あるいは混乱が起こることがないよう、しっかりやっていく必要があると思います」
服部知事は、県内のコロナ患者の病床使用率が今も6割を超えている現状を踏まえ、医療提供体制を維持していくために慎重に対応する姿勢を示しました。
さらに、県の医師会など専門家の提言を聞いた上で、来週早々に厚生労働省などに対して福岡県の意見を提出する方針です。