《広島・呉市》強盗中学生vs宝石店店主(62)「ハンマーでガラス破壊」恐怖の瞬間一部始終

《広島・呉市》強盗中学生vs宝石店店主(62)「ハンマーでガラス破壊」恐怖の瞬間一部始終

  • NEWSポストセブン
  • 更新日:2023/01/25
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襲撃された宝石店

1月24日午後5時半ごろ、広島県呉市の宝石店で、2人組の男がショーウィンドーのガラスを割りネックレス(販売価格30万円相当)を奪って逃走した。62歳の店主は頭部を殴られて、全治10日のケガを負った。広島県警は同日午後10時前、市内の中学生男子2人を強盗致傷の容疑で逮捕した。

【写真】別の宝飾店でも起きている強盗被害

「少年たちはいずれも14歳で、警察の調べに対し、容疑を認めています。『友達と宝石を盗もうとした』や『ハンマーを振り回しながら逃げたとき、声をかけてきた男性の体に当たった』などと供述しているそうです」(全国紙記者)

容疑者は中学2年生──。その若さにショックを受けたのは、被害にあった店主(62)も同じだ。広島県呉市で創業60年、先代から受け継いだ宝石店の店主が今回、事件の一部始終を語った。

事件の“予兆”はあったという。

「昼間に向かいの病院の警報が鳴って、警察が駆けつけていました。それで私も『物騒だから用心して早くお店を閉めよう』と考えていたところでした」

用心していたはずの店主だが、経営する宝石店が強盗たちのターゲットになってしまう。

「夕方頃、店内の工房で仕事をしていたら後方で『ガシャーン』と大きな音がして、振り向くと店頭のガラスが割られていました。

急いで店外に出てみたら、割られたショーウィンドーに2人組の男が腕を突っ込んで商品を盗っていました。 黒っぽい上下の格好でフードにマスク姿でしたが、背丈は160センチあるかないかくらい。犯人と目が合い、まだ幼い中学生くらいだと直感で思いました。

相手が子供でしたので、自分がその場から逃げ出すよりも、瞬発的に『おまえ! なにしよるんや!』と叫んで、取り押さえようとしました。1人は走って逃げて、残った1人とは揉み合いになりました。しかしハンマーで頭を殴打されて、倒れているあいだに少年を逃してしまいました。叩かれた右側の側頭部からの流血が止まらず、気づけば辺りは血の海。そのまま救急車で病院に搬送されました」

スピード逮捕となり、店主は「犯人とは面識もないですが、身柄が確保されて少し安心しました」と語る。

「これまで危ない経験は何度かありましたが、強盗傷害は初めて。まさか幼い中学生に襲われるとは想定していなかったです。うちみたいなオーダーメイドの宝石店のものを盗っても素人では換金するのは難しいですから、知識のない少年たちの短絡的な犯行だったのかもしれません。

いま、世間を騒がせている強盗事件の模倣犯なのかもしれませんが、14歳の少年が犯罪に手を染めるということはショックです。全国的に広がらないことを祈るばかりです。これを機にショーウィンドーを無くし、屋内だけの陳列にしてお店を縮小しようと思っています」

県警は全国で起きている強盗事件との関連はないとみているが、犯行の経緯などの調べを進めている。

NEWSポストセブン

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