女子中学生に現金を渡してみだらな行為をしたとして逮捕され、罰金50万円の略式命令を受けた45歳の沖縄県警幹部の男について、県警は3月17日に懲戒免職の処分を下しました。
懲戒免職の処分を受けた県警本部の警備部警備2課に所属していた諸見里大志警視(45)は2023年2月にSNSで知り合った13歳の女子中学生に現金を渡して、みだらな行為をした児童買春などの罪で3月17日に略式起訴され、那覇簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受けました。警察の調べに対して元警視の男は「仕事のストレスから逃れるためだった」と話しています。
犯行の手口はSNSで県内に住む女子中高生と思われる複数のアカウントに無作為でメッセージを送り、返信があれば金銭の支払いを提示して会う約束を持ちかけるというものでした。
県警本部の壱岐恭秀警務部長は「警察官として言語道断の行為であり、関係者及び県民の皆様に深くおわび申し上げます。職員に対する指導を徹底し、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。