知らなきゃ損。「稼げる人」の特徴

知らなきゃ損。「稼げる人」の特徴

  • マイナビウーマン
  • 更新日:2020/11/20

取材・文:太田冴撮影:大嶋千尋編集:高橋千里/マイナビウーマン編集部

今年は、お金のことを考えざるを得なかった人が多いのではないでしょうか。

コロナ禍で、ニュースを見れば「給付金」「助成金」「補助金」など、お金に関するワードだらけ。経営破綻に追い込まれる会社も多くありました。

その影響は、私たちの普段の生活にも及んだはず。給料やボーナスが減ったり、仕事自体が少なくなったり、働き方が変わって負担が増えたり……。私自身も、自分の仕事と向き合う時間が増えました。

そんな中、思ったことはただ一つ。ずばり、お金を稼げる人になりたい!!!!!!

……皆さんの分も叫びました。お金を稼げる人になりたいのって、私だけではないですよね? 稼げないより稼げる方が良いですよね?

No image

そこで今回は、経営者のハヤカワ五味さん(@hayakawagomi)を取材。高校生の時から自作のタイツを販売するなど、早くから商売に目覚めていたハヤカワさんに、ずばり「お金を稼げる人になる秘訣」を聞いてきました。

「稼げる人」には、ある特徴があったのです!

一番の目的は“お金”ではなく“時間”です

ライター太田:今日はよろしくお願いします! いつもハヤカワさんのSNSを拝見しているのですが、よく商品のコスパやポイント還元について言及していて、お金に対して敏感な印象を持っていました。

ハヤカワ五味さん:

お金の考え方・使い方にはこだわりがあると思います。中学生の頃からネットオークションで物の売り買いをしていたのもあって、早いうちからお金のことを考えるのは好きだったんです。

ただ、その頃はまだ「お金を稼ぐことは悪だ」と思ってました。

ライター太田:どうしてですか?

ハヤカワ五味さん:私は昔から芸術分野にも興味があったのですが、アートの世界では「作品でお金をとっちゃいけない」みたいな風潮があるんです。芸術とビジネスは別物として捉えられているというか。

ライター太田:なるほど。いつからお金を稼ぐことに抵抗がなくなったんですか?

ハヤカワ五味さん:

高校生の時ですね。自分でデザインして作ったタイツを販売していたのですが、元々利益をほとんど乗せていなかったため、自分のお小遣いの範囲でしか発注ができなくて。それだと在庫が抱えられないので、すぐに欲しいと言ってくださるお客様に届けることができなかったんです。

それって結局ユーザーにとって良いことではないな、と気付いたのをきっかけに、しっかり利益をいただいても良いからユーザーに還元していこうと思うようになりました。

No image

ライター太田:ハヤカワさん自身は、どういう基準でお金を使っているんですか?

ハヤカワ五味さん:「時間に替えられるもの」には、積極的にお金を使っていますね。例えば、家事代行サービスとか。

ライター太田:家事代行って、高くつくんじゃないんですか?

ハヤカワ五味さん:

そんなことないんですよ! 例えば私は週に1回、月あたり計8〜10時間で2万円強くらい家事代行サービスにお支払いしています。

ただ、プロの10時間なので、素人の30時間くらいのクオリティでやってくれるわけで。例えば自分が時給1,000円でバイトをしたとしても、30時間働けば3万円稼げる。

そう考えると、30時間は家事するよりも、バイトしてお金を稼ぐことに費やした方が良いですよね。だったら、(家事代行を)使わない理由なくないですか?

ライター太田:なるほど、時給換算で考えるんですね。

ハヤカワ五味さん:一番替えが利かないものって、時間なんですよ。お金は増やせるけど、時間は普通増やせませんよね。それを増やせる方法があるんだったら、使った方が良いと思うんです。

ライター太田:どうして時間を増やしたいんですか?

ハヤカワ五味さん:

私にとってのゴールは「お金を稼ぐこと」じゃなくて「時間を得ること」なんです。一般的には、お金を稼ぐために時間を使う人が多いと思いますが、私は逆。時間を得るためのお金だと思っています。

やりたいことがいっぱいあるから、お金があるより時間がある方が私は幸せなんです。

稼げるようになるには“複利”の考え方を持とう

ライター太田:ハヤカワさんは経営者としてお金を稼いでいらっしゃいますが、ずばり「お金を稼ぐコツ」みたいなものってあるんでしょうか?

ハヤカワ五味さん:複利の考え方を持つこと、ですかね。

ライター太田:というと?

ハヤカワ五味さん:

例えば1回お金を使う時に100円ケチったとして、100円ケチったからもちろん手元に100円は残るけれど、仮に100円使うことでその後毎月10円もらえるなら100円使ったほうが良い、という考え方です。

つまり、今この瞬間の損得ではなくて、1年単位・10年単位で考えた時に得な方を選んだほうが良い、ということ。

ライター太田:なるほど。

ハヤカワ五味さん:複利が利く物事にお金を使えるようになると、指数関数的に収入が増えていくんですよ。

ライター太田:お金持ちはどんどんお金持ちになっていく、ということですね。ハヤカワさんが思う「複利が利くお金の使い方」ってなんですか?

ハヤカワ五味さん:

“無形資産”を持つと良いと思いますよ。例えば、体験にお金を使うとか。

今度、Go Toトラベル キャンペーンを利用して伊勢志摩の「アマネム」っていうラグジュアリーホテルに泊まりに行くんです。

ホテルってすごくビジネスの参考になるんですよ。サービスのクオリティとかオペレーションとか空間設計とか。その体験が後々自分の仕事に生きてくるし、結果としてより大きな利益として返ってくるんです。

ライター太田:今この瞬間はお金が減るけれど、長期的に見るとお得、ということなんですね。

No image

ハヤカワ五味さん:あとは、他人のためにお金を使う、というのも良いと思います。

ライター太田:他人のために? それって、返ってくるんですか……?

ハヤカワ五味さん:

もちろん、100%は返ってこないですよ。むしろ、10人に1人返ってくれば良い、くらいの気持ち。

でも、たった1人だけでもかけた時間やお金の10倍・100倍で返してくれたら、それだけで十分ペイしますから。

ライター太田:実際に他人に使って、返ってきたことってあるんですか?

ハヤカワ五味さん:

もちろん! ありすぎて忘れたくらい(笑)。

私はギブアンドテイク、という考え方はあまりしていなくて。自分がこれをしてあげたのに、と見返りを求めてしまっては、けんかになるしストレスはたまるし良いことないんですよ。だったら、返ってこなくても良いからとにかくギブをし続ける。

結果的に、自分が困っている時に助けてもらったことは何度もあるし、今の自分の人脈はその中で構築されたようなものですから。

ライター太田:なるほど〜。ただ、体験にお金を使うのも、他人にお金を使うのも、「今この瞬間」お金を持っている人だけができる気が……。

ハヤカワ五味さん:

そうなんです。だから、複利の利くお金の使い方をするには、ある程度の余白が必要なんです。

まずは自分が安心できるくらいの稼ぎを得て、カツカツの状況を脱することが優先だと思います。逆に、複利のステージに上がりさえすれば、そこからは増えやすくなりますから。

「お金がない」と言っている人こそ無駄遣いしてるかも

ライター太田:目の前のお金を増やすためには、何ができるでしょうか?

ハヤカワ五味さん:

まずやった方が良いのは、生活コストの見直しです。

私、そもそもお金がない人の方が無駄遣いしてるんじゃないかなって思うんです。例えば安い物を買って1年で駄目にするくらいなら、3倍の値段する物を買って5年使った方が良い。1,000円引き出すためにATMで手数料取られるのも、金利が1%を切ってる中で5~10%を手数料として払うって本当に損なんです。

クレジットカードも「使いすぎちゃいそう」と言う人もいますが、家計簿をつけやすくなるしポイント還元もあって逆にお得なはず。ケチっているように見えて、決定的なところで損をしている、ということはあると思うので、まずはそこから見直すのが良いかな、と。

ライター太田:確かに、節約した気になっちゃってるだけ、っていうのはありそう。ハヤカワさんもポイントとか貯めてるんですか?

ハヤカワ五味さん:めちゃくちゃ貯めてますよ! お得なことは全部やるし、もらえるものは全部もらう精神ですから。ただ、そのために時間を使うのは本末転倒なので、自分の生活の動線の中でできるお得なことをやっています。

No image

ライター太田:最近では、何かお得なことはありましたか?

ハヤカワ五味さん:

マイナポイントは、Suica(VIEW Suica カード)を活用して貯めました。マイナポイントってお金を使わないと還元されない場合もあるんですけど、Suicaの場合チャージするだけで良いんですよ。

まず2万円チャージして5,000円もらえて、さらにそれをルミネの商品券に換えるとビューカードでもプラス還元してもらえるキャンペーンをやっていたのでそれを使って。結局7,000〜8,000円くらいはゲットできたんじゃないかな。

ライター太田:すごい……! めちゃくちゃ緻密な計算をしている!

ハヤカワ五味さん:マイナポイントは、絶対やった方が良いです!

「お金の交渉」は言ったもん勝ち!

ライター太田:会社員で、今のお給料に満足できていない人は多いと思います。会社員でも稼げるようにするにはどうすれば良いのでしょうか?

ハヤカワ五味さん:

まず、もっとわがままを言った方が良いです。上司に「給料上げてほしい」って。

私も会社を経営していて、社員が辞めるときに「給料がちょっと……」って言われた時があったんですけど、「早く言ってよ!」って思いました。言ってくれたら給料上げたのに、って。

ライター太田:自分で「給料上げて」って言うのは、なかなか勇気がいります……。

ハヤカワ五味さん:重く考えすぎなんですよ! メルカリくらい交渉した方が良いです。

ライター太田:メルカリ……?

ハヤカワ五味さん:

私メルカリめちゃくちゃやるんですけど、すごいんですよ、メルカリユーザーって。3,000円で売ってるのに「1,000円になりませんか?」って平気でメッセージ送ってきますから(笑)。

でも結局「1,000円はさすがに無理だけど、2,000円なら……」ってなるわけです。とりあえず、言ってみないと始まらないですよ!

No image

ライター太田:なるほど……! ハヤカワさんも値切ることあるんですか?

ハヤカワ五味さん:

もちろん。仕事の取引の時は特に「2割下げてくれませんか?」とか「初期費用、ゼロにしてください」とかしょっちゅう交渉してます。ごねるだけごねてみたら、案外通るもんなんですよ。

だからお給料も、もっと気軽に交渉しちゃって良いはず。売上高が数億規模の会社だったら、1人の給料が月1〜2万円変わるくらい小さいもんですから、払ってくれる会社は多いと思いますよ。

ライター太田:確かに……! 勇気が出ます! 最後に、ハヤカワさんにとって「お金」ってなんですか?

ハヤカワ五味さん:

「通貨」ですね。そりゃそうだって感じかもしれないんですけど(笑)、でも通貨って意外に本質的な言葉で。

お金ってそれ自体は何でもないけど、価値の媒介をしてくれる中間地点なんです。お金が、時間に替わったり、体験に替わったり、物に替わったりする。何物でもないからこそ、何にでも替えられる。すごく意味のあることだなって思います。

ライター太田:自分の好きな使い方ができるって、すてきなことですね。ありがとうございました!

No image

マイナビウーマン編集部

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加