結婚相手は、ずっと探していた「もう一人の自分」なのかもしれない

結婚相手は、ずっと探していた「もう一人の自分」なのかもしれない

  • かがみよかがみ
  • 更新日:2021/01/14
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思春期くらいから漠然と思っていたことがある。

「もう一人自分がいたらどんなに楽しいだろう?」

もう一人の自分と一緒に旅行に行ったり、悩みを相談し合ったり、たわいのない話で盛り上がったり……。お互いのことをよく知っているからこそ、誰よりも心を許せて、気負わず自然体でいられて安心できる存在。そんなもう一人の自分がすぐそばにいてくれたらいいなとずっと思っていた。

もちろんそんなSF映画のようシチュエーションあるはずも無いのだが、将来への不安や悩みを抱えながら、孤独で多感な時期を過ごしていた十代の頃からふとそう思うことがあった。

夫がどう思っているかは知らないが、私は夫以上に面白い人はいないと思っている

どうにかこうにか健やかに生きて行ける術を身に付けた

30代目前を迎えた今、自分という人間がどんな人間か、良くも悪くも分かってきた。

落ち込んだ時の気持ちの慰め方や、どんな瞬間に自分は楽しいと感じるのか。悲しいことや傷つくことがあった時に自分の心を守る方法、自分はどんな人と相性が良くてどんな人と合わないと感じるのか。

社会に揉まれ苦しい思いや悔しい思いもたくさん味わってきた。傷ついて心がボロボロになる恋愛を経験したこともある。

そうして様々な経験を積むうちに自分自身への理解を深め、どうにかこうにか心身ともに健やかに生きて行ける術を多少は身に付けることができたのだと思う。

十代の頃に思っていた「もう一人の自分がいたら……」なんて考えはいつのまにか思い浮かぶこともなくなっていた。

彼こそが私が追い求めていた「もう一人の自分」なのかもしれない

1年半くらい前、私には恋人ができた。

上手く言葉には出来ないのだが、不思議と居心地の良い相手というのはいるもので、どちらからともなく自然と交際がスタートし、昨年めでたく結婚へと至った。

私たちは気が合うのだと思う。しかしそれは私たちが全く同じ趣味趣向を持っている訳でも、生活リズムや食べ物の好みがまるで一緒、という訳でもない。

夫はお酒をよく飲むが私は全く飲めないし、夫は朝が得意だが私は完全なる夜型人間だ。

大雑破な性格の私と慎重派で繊細な夫。まるで正反対だし、異なる意見を持つことも多い。

でもなぜかお互い一緒にいると居心地が良いのである。

私が世の中に対して疑問に思ったことを唐突に話しても茶化すことなくいつも真剣に向き合ってくれるし、1日の終わりにはその日お互いの身の回りに起きた色々な出来事を共有してあれこれ話すのが楽しい。

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夫とはどんなに一緒にいても話が尽きることがない。夫にしか見せられない私、夫にしか出来ない話がたくさんある。夫といると落ち着くし素の自分でいられる気がする。

ふと思った。夫こそが私が追い求めていた「もう一人の自分」なのかもしれない。

平凡でごくありふれた出来事かもしれないけれど、そんな存在に出会えた私はすごくラッキーで幸せだと思う。

これからもこのありふれた特別な関係を愛おしみ、面白がり、大切に守っていきたいと思っている。

もちむぎ

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