『竜とそばかすの姫』トリビアまとめ 驚きの仕掛けがたくさん!

『竜とそばかすの姫』トリビアまとめ 驚きの仕掛けがたくさん!

  • シネマトゥデイ
  • 更新日:2022/09/23
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『竜とそばかすの姫』より仮想世界<U(ユー)>で歌姫ベルとして注目を浴びる主人公 - (C)2021スタジオ地図

今夜(23日)に日本テレビ系「金曜ロードショー」で放送される細田守監督のアニメーション映画『竜とそばかすの姫』(よる9時~11時24分)のトリビアを振り返ってみた。

本作は、『美女と野獣』をモチーフにした青春映画。幼い頃に母を事故で亡くして以来、歌うことができなくなった17歳の女子高生すずが、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界に足を踏み入れ、「竜」と呼ばれる謎の存在との出会いを通して成長していく。仮想世界<U(ユー)>に<As(アズ)>と呼ばれる自分の分身・歌姫「ベル」として参加し、世界の注目を浴びることになる主人公すずの声を、本作が声優初挑戦となるミュージシャンの中村佳穂が担当。<U>の世界で忌み嫌われる「竜」を佐藤健が務めた。

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現実世界の主人公すず

作品の目玉は、『サマーウォーズ』(2009)に続いて描かれたイマジネーション豊かな仮想世界。「ようこそ、<U>の世界へ」のアナウンスを担当しているのは、アナウンサーの水卜麻美。さらに、ベルのコンサートシーンを盛り上げているのは、同じくアナウンサーの桝太一。ひしめく<As>の中でひときわ目を引く人気YouTuberコンビ、ひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸(声:宮野真守の一人二役)のキャラクターデザインは、『サマーウォーズ』でヒロイン夏希の又従兄弟・佳主馬のアバター、キングカズマ(ウサギ型アバター)を担当した岡崎能士と、主人公・健二の仮のアバター、仮ケンジ(リス型アバター)を担当した岡崎みなの共作によるもの。

ベルが竜を探し求めるなかで度々姿を現し、竜の棲む城へといざなう天使のような<As>のデザインは、画家・イラストレーターのイケガミヨリユキによるもの。細田監督の「クリオネのような天使のキャラクターで」というオーダーのもとに制作された。天使のほか、サックスを持った女の子、カヌーを乗せた犬、5人組など数々の<As>のデザインを担当。また<As>の一部を、漫画家のippatuが手掛けている。

そして、『時をかける少女』(2006)『サマーウォーズ』(2009)『おおかみこどもの雨と雪』(2012)『バケモノの子』(2015)など、細田作品のトレードマークの一つとして親しまれてきたクジラが多数登場。冒頭の歌姫ベルの登場シーンでは、ステージとなっているのが巨大なクジラ。一方、現実世界でも、すずの親友ヒロちゃん(声:幾田りら)のノートにさりげなくクジラ(潮を吹いている)のイラストが描かれていたりする。

クジラのほかにも『時をかける少女』以降の共通のモチーフとして「本棚」「桃」などがある。すずの父(声:役所広司)が桃をもらってくるシーンがあり、すずがその桃でピーチティーを作って同級生の人気者ルカちゃん(声:玉城ティナ)に振舞う。本棚はすずの部屋に見られる。ちなみに、ルカちゃんが所属する吹奏楽部のモデルは「オレンジデビルズ」の異名をとる京都橘高等学校吹奏楽部。

そのほか、ベルの美しい衣装も見もの。『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』(2018)など多くの細田作品に参加してきたスタイリストの伊賀大介が、現実世界と<U>すべての衣装をスタイリング、プロデュース。ANREALAGE(アンリアレイジ)のデザイナーでパリコレにも参加している森永邦彦、フラワークリエイターの篠崎恵美が、<U>のベルの衣装デザインを一部手掛けている。森永は、ベルがライブ用の衣装として着用していた光り輝く2種類のドレスを、篠崎は、花をモチーフにした冒頭の真紅のドレス、竜とのダンスシーンでのピンクのドレスを担当。そのほか、すずがベルとして初めて<U>に入った際の白いドレス、竜の城を探すシーンなどで羽織るケープなど8種類の衣装が登場している。(編集部・石井百合子)

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