
東京都府中市
19日正午ごろ、東京都府中市栄町3の都立府中高校で「作業員が倒れている」と119番があった。府中署などによると、体育館として使用していた建物の改修工事中だった複数の男性作業員が体調不良を訴え、病院に搬送された。20代の作業員が一時意識不明の重体だったが、その後回復した。いずれも命に別条はない。
同署によると、現場の建物では当時、作業員約10人が旧体育館の改修工事をしていた。建物をシートで覆い、外壁の除去作業をしていたといい、同署は、熱中症や粉じんを吸うなどしたことで体調不良になった可能性があるとみて詳しい状況を調べている。【加藤昌平、菅健吾】
毎日新聞