
有機フッ素化合物=PFASをめぐり、市民団体が25日に汚染源の可能性が高いとされるアメリカ軍基地への立ち入り調査を改めて求めるよう県に要請しました。
県内のアメリカ軍基地周辺では、国の暫定指針値を超える濃度のPFASが検出されていて、基地由来の汚染が指摘されていますが、アメリカ軍はこれまで基地内への立ち入り調査を認めていません。
県内のPFAS汚染問題に取り組む『宜野湾ちゅら水会』などのメンバーは5月25日に県庁を訪れ、県に対しアメリカ軍基地内への立ち入り調査を政府やアメリカ側に求めるよう改めて訴えました。
これに対し県は「引き続きアメリカ軍側への要請を続ける」と回答しています。
『ちゅら水会』はことし7月にスイス・ジュネーブにある国連機関を訪問し、沖縄のPFAS汚染の現状について訴える予定です。