茅ヶ崎の若き醸造家を訪ねて

茅ヶ崎の若き醸造家を訪ねて

  • OZmall(オズモール)
  • 更新日:2022/06/23
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穏やかな凪の向こうに烏帽子岩。光と潮風に誘われてSUPを楽しむ人。駅前通りには、地元愛あふれる飲食店の数々。そんな茅ヶ崎に2021年9月に誕生した醸造所「Passific Brewing」へ足を運びました。

ローカルとローカルをビールで結ぶ 海と山を越えて、もっと遠くへ!

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月に一度のオープンデイは、タップからできたてのビールが飲める貴重な機会。ハイカーが集まるイベントを併催することも

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醸造所名のつづりは「Pacific」(太平洋)をアレンジした「Passific」(pass は峠の意味)。

山を擬人化したブルワリーのキャラクターが持つのは、サーフボード。

「地元茅ヶ崎の海はもちろんですが、僕自身、登山が好きで、ビール造りの基本を学んだ志賀高原も山。

コンセプトは、“海を越え、山を越え、ビールと旅するブルワリー”です」と、海と山、ふたつのルーツに込めた思いを語る、醸造家の大庭陸さん。

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醸造家の大庭陸さん(右)と共同代表の山本俊之さん(左)。高校時代からいつか2人で、と夢を描いていた

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「志賀高原ビール」と「CRAFTROCK Brewing」を経て、茅ヶ崎に醸造所を設立すべく高校時代からの友人、山本俊之さんと合流。

2020年、10年間空き家だった廃工場に巡り合い、もともと建築デザインの仕事に携わっていた山本さんが図面を引き、理想のブルワリーを築きました。

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右の2本は「Passific」の名刺代わりとなる、「Lager」と「IPA」。定番こそ大事と、バッチごとにブラッシュアップ中

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2021年9月のオープン後は、「Passific IPA」と「Passific Lager」を2本の柱に据えつつ、ビールの歴史やブルワリーを通して出会った人々などからイメージを広げたビールを造っています。

それらのビール造りに共通するテーマは、「歴史に学び、現代を生きる」。

例えば、思い入れの強い「Passific IPA」の味の方向性は、「派手過ぎず、ヘイジーという概念がなかった頃に存在した、ちゃんと苦いIPA を狙いました」。

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廃工場をリノベーションした醸造所。ボードを小脇に抱えた「パシフィックくん」をあしらったグッズも人気

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これまでのクラフトビールの文脈を把握した上で、「今造るならこの味、なぜなら…」まできっちり自分の言葉で語れるのが、大庭流。「考える醸造家」と呼ばれる所以です。

今後は、地域の生産者ともっとつながり、日本の農作物を取り入れていく予定。

「早く行きたければ1人で、遠くへ行きたければみんなで」という言葉がありますが、人との出会いを大切にする「Passific Brewing」は、ビール片手に海と山を越えて、もっと遠くへ行くに違いありません。

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Passific Brewing
パシフィックブリューイング
TEL.0467-80-2777
住所/神奈川県茅ヶ崎市萩園2644-3
醸造所併設のタップルームがオープンするのは月に一度のみ。次回のオープンデイは7/10(日)。その他、「Caliquors Tokyo」でも購入可能

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