2月28日に「右三角筋後部繊維肉離れ」の診断を受けたことが発表されたDeNAの大貫晋一投手が、イースタン・リーグ開幕となる19日のロッテ戦(ロッテ浦和)で先発登板。1イニングのみを投げ、2安打無失点に終わった。球数は14球だった。

DeNA・大貫
先頭打者の高部にいきなり中前打を喫するも、続く友杉を遊ゴロ併殺打に仕留めるなど、持ち前の落ち着いた投球を披露。4番打者の山本から変化球で三振を奪い降板した。
昨季自己最多で、今永と並びチーム最多タイの11勝をマークした右腕は、オフにはアメリカでトレーニングを積み5年目で自身初となる開幕投手にも立候補していた。だが、今季初の実戦登板となった2月21日の楽天戦で2イニング6失点し、その後「肉離れ」の症状を発症していた。
三浦監督は3月上旬には「正直、(大貫は)開幕には厳しいと思います」と話していたが、復帰登板にこぎつけるまでに回復した。今後は登板回数を増やし、4月中の1軍復帰を目指していくことになる。