《人生観》に出会うワーク【久瑠あさ美メンタルトレーニング】第8回#1講評

《人生観》に出会うワーク【久瑠あさ美メンタルトレーニング】第8回#1講評

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  • 更新日:2020/09/16

コロナ禍が続く今、生活スタイルや、働き方、生き方までも変わろうとしています。何が起こっても不思議ではない予測不可能な時代(不確実性の時代)をニューノーマル(新しい常態)と称して、いま私たちはこれまでにない不安やストレスに満ちた毎日を送っています。だからこそ、「自分と向き合い、自分の在り方やこれからの生き方を見直すきっかけ」ととらえ直せるかどうかが大切だと、メンタルトレーナーの久瑠あさ美先生は語ります。
ならばどうやって自分と向き合い、どうやって自信を取り戻すべきか?
どうしたら自分の中の潜在能力をもっと発揮することができるのか?
数多くの著名人たちから支持を受けているメンタルトレーナーの久瑠先生が、初めてYouTube動画と連動してお送りするメンタルトレーニングの実践現場。今回は公開メンタルトレーニングの実践現場を実況中継。久瑠式メンタルトレーニングのノウハウを余すことなく披露する!!(聞き手:弊社編集・鈴木康成、構成:甲斐荘秀生)

*まずは以下の映像をご覧ください。

■久瑠式メンタルトレーニングの実践現場の講評

今回はトレーニング#1(出題編は本連載第5回)に対して、本連載編集の鈴木さんがワークに取り組んだ結果を講評していきます。
このワークでは、仕事の中で
「過去、役立ててきたこと」
「現在、役に立てていること」
「未来、役に立つだろうこと」
を100個ずつ、ワークシートに記入していきます。

毎日こつこつ進めて、セッション3日前に提出したかいのしょうさんに対し、鈴木さんは徹夜で一気に300個を前日の朝方に書き終えて、このセッションに入りました……

久瑠:……鈴木さんに関しては、課題をやってこないのも想定内、途中で終わっているのも想定内でしたが……。

鈴木:いやー笑(すっかり見抜かれてる)

久瑠:最後までやり抜いてきて、流石だなと思いました。

鈴木:そこにあったのは、やっぱり「久瑠先生と甲斐荘さんを裏切れない」という気持ちです。
今回の課題と向き合ってみて、今の言葉に集約されているような気がしていて。私が仕事をすること、考えてること、さらに言えば生きてること、その通底するテーマって一言でいうと「関係性」だったんですよね。
仕事であったりとか、生活であったり、遊びであったり、なんにしてもそこでの関係性・人間関係が私にとってはすごく大事なんですね。
過去繋がった人と今繋がっているかというと必ずしもそうではないし、もしくは未来でも繋がっているかというのは分かりません。
その意味で未来の関係性には常に儚さがありながらも、その儚さの中にある可能性に賭けているし、頼っている。儚さの中にある可能性に期待している。自分の人生には、その柱が大きくあるということに気づくことができました。

久瑠:うんうん。(鈴木さんもワークを通して自分自身に出会えていますね)

鈴木:そう思うと、自分の仕事は編集者じゃないですか。その基本になるのはやっぱり著者との関係性ですし、もちろんスタッフとの関係性、装丁家との関係性があり、さらにその先にある読者との関係性がある。そしてこれからも、自分は誰と、どのように関係性を築いていくんだろうか。編集者とは「関係性の仕事」なんだということを改めて感じますし、意識したわけでなくその関係性を築いてきた過去、現在、そして未来の自分自身を振り返った気がしました。

久瑠:素晴らしいですね。【未来】の課題まで書き終えて自分で気付いたこと。それが、その自分の人生そのものなんですよ。
「あなたの人生とは何ですか?」という問いに対して、今の鈴木さんの言葉にある力強さは何から来ているのかというと、鈴木さんはこの300個の「できること」を全部書いたんです。ワークを書いていくなかで無意識に、そのつもりがあろうとなかろうと、ちゃんと「自分」とつながっていくんです。だからこそ同時に潜在的に存在する自分自身の「何か」に気づけているんですね。

まとめ:ワークを通じて、鈴木さんは自分の姿に出会ったようですね。

■ワークを通して浮かび上がるもの

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久瑠:動機は不純かもしれないけれど、書かされたんじゃなくて、結局は自分で書いたんですよ。

鈴木:いやあ、たしかに動機は不純なんですよ(笑)

久瑠:動機なんてどうでもいいんです。大事なのは、何が残せるかなんですよ。
最後何が残るのか。人と出会った時に、自分の中に「遺香」が残りますよね。
目を瞑ったときに、残るものはなんだろう?香りも消えますね。イメージの残像も、顔も、名前も消えていく。でも、心に残っているものがある。それは、自分の体感です。それこそがリアリズムなんですよ。

鈴木:うんうん。(久瑠先生の仰ること、感覚としてすごくわかります)

久瑠:かつて誰かと出会った。もう顔も名前も残っていない。でもすごい温かった。「出会ってよかったな」と、存在自体に感謝する。そういうものが最後に残るんです。
満足度の高い仕事・満足度の高い役割って、最終的にはそういうものなんですよ。要は「(相手の)存在が有難い」ってことです。
その体感は、イメージ・そして想像力さえあればつくり出すことができる。まだ出会ってないし体験できてないことだろうと、自分が体験したかのようにイメージする。その感性さえあれば、その能力を磨き続けることさえできれば、人間の可能性を無限に引き出すことができるんです。

久瑠:コツコツ進めた甲斐荘さんとは対照的に、鈴木さんはまず過去を100個出して、現在の200個もやっつけて、未来の300個まで一気に書き倒したという状況ですよね。「こんなもんで何が分かるんだ」ってところから始まって、バンバン書いていったその先に、最後の最後出てきたものは、「美しい人生」ですね。

鈴木:ははは(笑)……。そうですね、確かに(笑)、美しい人生ですね。

久瑠:他の人がこのワークの結果を見たら、「なんて充実した人生を生きてる人なんだろう」そして「非常に魅力的な人だ」と思うはずです。だって鈴木さんは仕事、世の中、そして他人に役立てる自分に気付けていますから。
ここに書いた、「書き切った」という現実が起きたのは、ここに書き切った人生観を鈴木さんが潜在的に持っていたからです。そして、今ここで、「この人生観を持ち続けていく」と決めれば、そういう未来を手にしたことになるわけでしょう?
大切なのは、「何をするかの前に、まず未来を決める」こと。それをやるかやらないかは、決して現地点での能力云々の問題ではないのです。
「頭でなく、心に従う」を実践するためには、人間の無意識の領域、潜在意識へのアプローチが必要なんです。

鈴木:うんうん。(「未来を決める」!行動を起こすことが難しいと感じているのは、頭で考えてしまうからなんだ)

久瑠:そうして決めた「未来」が自分に必要ないと分かった時には、自らの手で手放すことも、いつだってできます。
そして「自分で人生の舵取りをする」上で、「自分で舵を取れるかどうか」よりも大事なこと、それは「舵を取るに値する人生であるか」ということです。
このワークで鈴木さん自身が見出した「人との関係性を大事にしたい」という信念。それこそが、鈴木さんの過去から現在~未来までを通じてたしかに存在している「一連の自分」なんです。

まとめ:ワークを通じて浮かび上がった自分の人生観が、あなたの本当の姿です。

■ワークへの態度に【人生観】が表れる

久瑠:やりたくもないこの300個のワークをやりきれたのは……..。

鈴木:いやいや、「やりたくもない」なんて、そこまで言ってないですよ(笑)

久瑠:(笑)多分、編集長ひとりだったらやってないですよ。

鈴木:あーーー!(それは本当にそうなんです!)

久瑠:「久瑠先生のワークがどれほど大事か」という講義を受けて、たとえ会社から「やれ」と指令されたとしても、鈴木さんはきっとやってないんです。
でも、甲斐荘さんと私と、4日後にこのトレーニングの機会がある。だから「自分のために」というよりは「あの人達に対して、失礼をしちゃいけない」という気持ちでやりきった。

鈴木:そう、そうなんです(笑)

久瑠:「役に立ちたい。そして喜んでもらいたい」「あの人達の手助けになれば」という鈴木さんの想いが、だんだん上がってって、最終的に見事にやってのけたんです。

鈴木:ふふふふふ(笑)(やるときはやりますでしょう?)

久瑠:潜在能力で書いたんだから、誰かに騙されて書いたわけじゃない。「自分で書いた」んです。だからこそ、日常思ってもいないようなことがシートに出てきている。
(ワークシートを見ながら)鈴木さんのシートはまるで詩人のようです。本当に、戦後を生き抜いた詩人のように、時代をちょっと飛び越えたような感じもありますね。

鈴木:やっぱりね、自分自身に勘違いをしているというか、思い込もうとしてるところありますよね。「自分はこういった人間であるんじゃないか」とか「こうあらねばならない」というより、「こうあってほしいから、こう自分は書いた」が近いのだと思います。

久瑠:【現在】のところはそれが特に濃くなっている?

鈴木:ああ、もう仰る通りです。【現在】のところはまさにそうで、現在の自分が一番見えてないんですよ。自分を騙して書いてるんですよね……。

○これは【人生観】と出会い直すワーク○ワークへの取り組み方に人生観が顕れる○潜在的に書き、気づかない自分に出会える○最後に残ったものが自分のリアリズム

久瑠 あさ美

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