18日夜、福岡県みやま市で住宅を焼く火事がありました。家には高齢の夫婦が2人で住んでいて焼け跡から性別が分からない2人の遺体が見つかりました。
警察と消防によりますと、18日午後6時45分ごろ、みやま市山川町の木造2階建て住宅で「家の中から煙が出ている」と近くの住人から消防に通報がありました。
火は約4時間後に消し止められましたが、1階の居間あたりから性別がわからない2人の遺体が見つかったということです。
家には、無職の北原學さん(88)と86歳の妻が2人で住んでいますが、これまでのところ連絡がとれていないということです。
この火事による延焼はなくほかにけが人はいませんでした。
警察は遺体は北原さん夫婦の可能性が高いとみて身元の確認を進めるとともに、19日朝から見分を行い、詳しい出火原因を調べています。
KBC九州朝日放送