【燕ルーキーの素顔に迫る!】ヤクルトD2位・山野、大学時代無敵のサウスポーはカラオケ大好き

【燕ルーキーの素顔に迫る!】ヤクルトD2位・山野、大学時代無敵のサウスポーはカラオケ大好き

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  • 更新日:2021/01/13

ヤクルトの新人選手の素顔を紹介する連載の第2回。ドラフト2位・山野太一投手(21)=東北福祉大=が、高校時代の挫折や特技などを明かした。(随時掲載)

172センチの体に大きな可能性を秘める。山野は小1の頃、5歳上の兄・智史さんの影響で小郡スポーツ少年団(山口市)に入団。「体は一番小さくて、6年生のときは周りの子より頭1個分、小さかった」。それでも野球センスは光っていた。

転機は山口・高川学園高2年時。夏の県大会中に左肩を負傷。毎試合痛み止めを飲み、緊張のあまり、おえつを繰り返しながら投げたが、背番号1の山野が離脱した後は準々決勝で敗退した。

「そのときは技術もメンタルも、体の強さも全くなかった。『自分はもう無理!』という感じで、投手をやめようと思ったほどの挫折でした」

だが、同学年で主将を務めた相田聖人さんらの励ましもあり、再び前を向いた。投げられない時期はタイヤ引きを約2時間行うなど体を鍛え、3年時には同校を初めて夏の甲子園に導いた。

3年時に自身が投げた試合は、甲子園大会初戦の履正社(大阪)戦まで負け知らず。東北福祉大では、仙台六大学リーグ通算22勝0敗、防御率1・40と圧巻の成績。大きな挫折と努力の時間が“無敗伝説”を生んだ。

切れのある直球と多彩な変化球を操り、力の入れどころを見極めるクレバーな投球が持ち味。そんな左腕は、カラオケが得意。学校の音楽の成績はよくなかったというが、マイクを握れば美声を放つ。女性ロックバンド、PRINCESS PRINCESSの代表曲「M」を歌い、96点台を出したこともある。「何でも歌えます」と笑い、シャ乱Qの「シングルベッド」やサザンオールスターズも持ち歌だ。

目標は、身長167センチで通算173勝を挙げている石川。身近な存在となり、「いろいろ、まねしていきたい」。魅力たっぷりの左腕が、プロ野球というステージで主役になる。(赤尾裕希)

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小1の頃の山野と父・正明さん (本人提供)

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