山口県周南市の周南公立大学が2024年4月の開設を進めている新学部について、高田学長は会見で「学生の学問の選択肢を増やしたい」と意欲を述べました。
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周南公立大学が来年春、新たに開設を予定しているのは「人間健康科学部」と「情報科学部」です。
大学で地域に関するアンケートを行い、課題として出てきた医療福祉や、情報系に精通した人材を養成し、大学を生かした町作りに貢献していきたいとしています。
2023年3月文部科学省に設置の申請をし、9月4日付けで認可されました。
周南公立大学 高田隆学長
「高校生は1番は自分が学びたい学部学科があるかどうかが大学選択の1番の理由ですので、選択肢を増やすという意味でこの度5学科で違う領域の勉強ができますので選択肢が増えるということで」
新学部の設置は、前身の徳山大学の時代も含め21年ぶりで、2024年2月までに校舎の改装などをする予定です。
藤井律子 周南市長
「デジタル人材また福祉・看護人材こうした人たちを育ててくださる先生方これらの存在というのは2050年を乗り越えられる周南市になるには大切な欠かすことのできないものだと思っております」
9月25日には来年度からの教育内容や入試に関する個別相談会も予定されています。