5季ぶりJ1の福岡が始動 昨季「予言的中」の長谷部監督が掲げた三つの数字とは

5季ぶりJ1の福岡が始動 昨季「予言的中」の長谷部監督が掲げた三つの数字とは

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2021/01/14
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■新体制発表

今季5年ぶりにJ1で戦うアビスパ福岡は13日、福岡市内で全体練習を開始し、練習後に新体制発表会見を開いた。長谷部茂利監督は「勝ち点50以上、リーグ戦10位以上、YBCルヴァン・カップでベスト4以上」を掲げた。幾多の困難を暗示するかのように、新型コロナウイルス感染拡大で、本拠地の福岡に緊急事態宣言が再発出された日に始動という巡り合わせ。昇格を勝ち取る強みだった昨季の堅守をベースに新戦力で課題の得点力を補い、「5年周期」の降格打破を目指す。

■昨季は目標達成

目標のJ1残留&定着へ明確に狙いを定めた。長谷部監督は「既存の選手と新加入選手で、昨年以上にアグレッシブで躍動感のあるチームをつくりたい」と強調。会見では三つの数字を示し、5年周期でJ1昇格と翌年のJ2降格を繰り返したクラブの歴史を塗り替えることを誓った。

勝ち点50を獲得すれば昨季のJ1では8位に相当する。今季は2チーム増えた20クラブで戦うため、数字は一つの目安としながら、「推測の部分もあるが、このくらい取れればと判断した」と長谷部監督。20チームでリーグ戦を行っている他国の事例も参考にしたことを明かした。

昨季は自動昇格の目標に掲げた勝ち点81で昇格を決め、さらにノルマを上回る84まで積み上げた。勝ち点50はリーグ戦で15勝程度が必要となる難しいミッション。高い志とともに2年連続の“有言実行”を目指す。

そのために昨季からのステップアップに向けた補強も実行した。会見では、課題の得点力強化に向けて、昨季のC大阪でチーム最多の9点を挙げたブルーノメンデスの獲得を発表。長谷部監督は「ゴールへの期待を大きく抱いている」と力を込めた。

■「スタイル」継続

もう一つの鍵は堅守を武器とする「長谷部スタイル」の発展的継続だ。水戸の監督時代に指導し、戦術を熟知するセンターバックの宮、左サイドバックの志知の獲得をクラブ側にリクエスト。望み通り2人が戦力に加わった。柳田強化部長は「J1で戦い方を変えるのではなく、自分たちが徹底してきたことに磨きを掛ける。そのための補強をしよう、と話してきた」と説明した。

チームに陽性者が判明し、福岡県に緊急事態宣言が再発出されるなど始動日からコロナ禍の影響を受ける船出となった。5年ぶりのステージで予想される厳しい戦いだけでなく、今年もコロナウイルスという見えない敵との闘いも余儀なくされる。「サッカーをやれることのありがたさに感謝したい」と長谷部監督。周到に準備を進める。 (松田達也)

西日本スポーツ

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