ボートレース下関のプレミアムGI「第10回ヤングダービー」は19日に開幕する。初日のメインは12R「ドリーム戦」。ドリーム組は抽選運に恵まれず、エンジン差はほとんどない。インからコース有利に関浩哉が逃げそうだ。2、3着争いは混戦ムードが漂うが、上昇エンジン手にした吉田裕平を対抗に推したい。
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予選スタート組の中では土屋南が評判の動きを見せた。前検では一番時計をマーク。「スリット近辺の足は良かったですね。波を越えるときの足も良かった。パワーはありそうな感じでした。ただ乗りづらさがあったので、その辺をペラで調整したい」と好ムードだった。
地元からは佐々木完太と井本昌也が参戦。ともに初日に大事な1号艇が回ってくる。井本は「普通ですね。伸びに実績あるエンジンだけど回り足の感じも悪くなかった。完太と足合わせして、回り足の部分で少し分が良かったかな。地元でGI初出場、嬉しいです。特別にこうしようというのはなくて、いつも通りに入って、いつも通りにレースをしたい」と話していた。
佐々木は「そのまま乗って普通な感じ。ただ、出足はちょっと弱くて、伸びはちょっといいような気がしたけど、よく分からない。土屋選手が良さそうだった」と話していた。まずは逃げて流れに乗りたいところだ。
土屋に次いで前検で二番目にいいタイムを叩き出したのが、もっとも登録番号が若い大澤風葵。ヤングダービーは初出場となる。当地は初めての水面だが、今期からA1に昇格するほどの実力者だ。「足は普通です。下がることはなくて、ターン回りはちょっと軽快さがなかった。ペラは微調整したくらい、また叩くと思います」とコメント。今節は旋風を巻き起こすかもしれない。
マクールニュース