NEW
ロゴとアプリ版リニューアルのお知らせ
侍ジャパンの4番本命は鈴木 プレミア12で得た自信と大舞台でのマインドコントロール

侍ジャパンの4番本命は鈴木 プレミア12で得た自信と大舞台でのマインドコントロール

  • フルカウント
  • 更新日:2021/07/21
No image

広島・鈴木誠也【写真:Getty Images】

2019年のプレミア12では全試合4番、打率.444、出塁率.545、大会MVP獲得

東京五輪に出場する野球日本代表「侍ジャパン」は、28日に初戦のドミニカ共和国戦(福島あづま球場)を迎える。選りすぐりのスラッガーたちの中でも、4番の本命候補は広島・鈴木誠也外野手。2019年WBSCプレミア12で全試合4番を務め、大会MVPを獲得してチームを世界一の座に導いた実績が何より頼もしい。

「プレミア12で稲葉監督の喜ぶ顔を見ることができた。もう1度喜ばせたい」。仙台市の楽天生命パーク宮城で行われている強化合宿2日目(20日)、オンライン会見に臨んだ鈴木は、主砲らしく堂々と言い切った。

そのプレミア12では全8試合スタメン4番を任され、打率.444(27打数12安打)、出塁率.545、3本塁打13打点の無双ぶりだった。稲葉監督は「プレミア12での勝負強さを、五輪でも発揮してくれることを期待しています」と全幅の信頼を置いている。

今季は5月20日に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、戦線離脱を余儀なくされた時期もあったが、徐々に調子を上げ打率.306、15本塁打、38打点。出塁率.407はDeNA・オースティンに次ぐリーグ2位に付けている。

「4番は村上選手がいるので遠慮します」の真意

「打撃の状態は最悪です。上昇の兆し? 今のところないですね」とボヤキつつ、「技術の状態が良くなくても、気持ちは充実しています。そこさえ崩れなければ、(打撃の調子は)試合でヒットが1本出れば勝手に変わります。気持ちまで下がらないように、早く大会の日が来ないかなと楽しみにしています」と語る。

「短期決戦は1、2打席目にヒットが出ないと不安になりますが、気にせず1打席1打席切り替えることが大事。どうしよう、どうしようと悩み始めるとドツボにはまると思います」と大舞台でのマインドコントロール術を明かした。

実際、鈴木自身もプレミア12初戦のベネズエラ戦では1、2打席目に見逃し三振を喫するスタート。3打席目に中前適時打、5打席目にも左犠飛を放って挽回できたことが、その後の大活躍の導火線となった。「早い段階で開き直れたことが良かった」と振り返る。

今回の合宿初日前夜には、宿舎ホテルの自室で5歳下のヤクルト・村上宗隆内野手の訪問を受け、アドバイスを求められた。報道陣には「僕の方が教えてもらった」とはぐらかし、4番についても「村上選手がいるので、僕は遠慮します」とおどけてみせた。

侍ジャパンでは若い村上、「いいお兄ちゃん」と慕う6歳上の巨人・坂本勇人内野手ら、強力な同僚が脇を固めてくれる。あとは誠也の打棒爆発を待つだけだ。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加