「自分の声を大事にしよう」THE LIVEで意識変化 HKT月イチ報告(上)

「自分の声を大事にしよう」THE LIVEで意識変化 HKT月イチ報告(上)

  • 西日本新聞
  • 更新日:2020/09/15
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差し入れのお菓子を食べながら笑顔を見せるHKT48の堺萌香

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差し入れのお菓子を食べるHKT48の渕上舞

8月30日に出演したオンラインの音楽イベント「@JAM ONLINE FESTIVAL 2020」で最新シングル「3-2」をステージで初披露したHKT48。4月22日のリリース以来、満を持してのパフォーマンスは統制の取れた美しいダンスで、画面の向こうのファンを魅了した。ステージを離れても、アンバサダーとして食事の配達サービス体験、オンライン避難訓練のPRと大活躍。北九州発の映画「めぐり逢(あ)わせの法則」には3人が主要キャストとして出演する。地元に根差した活動も幅広く展開した8月を、渕上舞(23)、堺萌香(22)、豊永阿紀(20)、栗山梨奈(19)と振り返った。(古川泰裕)

「オイモチャン」と「オイモサン」

豊永「8月の最初って何があったんだろう」

堺「私ずっとレッスンしていた」

渕上「ああ、ボイストレーニング?」

-歌メインの配信限定ライブ「THE LIVE」が続いている。堺さんは8月9日に初出演。

豊永「めっちゃ緊張しとったよね」

堺「1週間でぶち込んだから、レッスンを。最初から2曲をする予定で、2曲とも1週間のうちにやるって感じだった。『本当にできているのかな、私』って思いながら、ずっと練習していました」

豊永「どっちも好きだけど『涙のシーソーゲーム』がめっちゃ好き」

堺「若い2人(5期生の石橋颯と後藤陽菜乃)に囲まれてやるから先輩として堂々としていなきゃいけないけど、いぶき(石橋)も、ぴな(後藤)も堂々としているタイプで、私はそうじゃない。でも先輩だから『どん』と構えないといけないと思ってやりました」

豊永「でも(1期生の下野由貴、松岡菜摘と歌う)『希望の花』になると、1人だけグンと後輩になるから面白い」

堺「よく言われるのが『涙のシーソーゲーム』だと『オイモサン』で、『希望の花』だと『オイモチャン』になるねって」

渕上「使い分け?」

豊永「オイモはオイモなんや(笑)」

-レッスンをすごく頑張ったと聞いたよ。

堺「最初と2回目のライブに出られなくて、家にいる間ずっとレッスンが受けられなかった。めちゃめちゃ悔しくて。みんなは何時間もかけて(レッスンを)やっているのに、私は家で何が正解かも分からずに歌って…。50回くらい歌が嫌いになったし…」

豊永「1日2回のペースやね」

堺「本当に嫌だって思いながら…。でも『もう一回ボイトレをやります』ってなった時、『これがラストチャンスかも』と思って練習して行ったら、先生に『すごく感動した』って言ってもらえて。『最初のボイトレの時とは別人みたい。全然違う』って言われて。頑張って良かったなって思いました」

-涙腺も緩んだとか。

堺「ボイトレで泣くという(笑)」

渕上「えー、泣いちゃったの?」

堺「『どういう感じで練習していた?』っていう風なことを聞かれた時に、他の人とはボイトレを受けられる時間が違ったってさっきみたいに話したら、悔しかったこととか思い出しちゃって。気づいたら涙が出ていて、すごく恥ずかしかった(笑)」

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差し入れのお菓子を食べながら笑顔を見せる堺萌香

本番は緊張「2ミリ浮いているような感じ」

-けっこう泣いたらしいと。

堺「本当に情緒が不安定な感じになっちゃって(笑)」

豊永「家で頑張っていたからこそ」

堺「(リハーサルで)後輩がいたのに、出だしから堂々とした感じが出せず、ちょっとつまずいたなって思っていたんですけど、でもやっぱり引っ張っていきたいなと思いました。本番はめっっっちゃ緊張しました。ずっとなんか、2ミリ浮いているような感じで」

豊永「ドラえもん(笑)」

堺「けっこうたくさんリハーサルもさせてもらったので、楽しんでできたんじゃないかな。後から映像を見たら『自分ってこんな顔して歌っていたんだ』って恥ずかしかったけど、すごく楽しそうでいいなって。きっと、見てくれたファンにも伝わっていたんじゃないかなって思いました」

豊永「最初の日、一緒だったかな?(運上)弘菜もいたよね。モニターでメンバーが歌っているのを見ているんですけど『涙のシーソーゲーム』が(堺に)似合い過ぎていて。それまでの『THE LIVE』でやった曲とテイストが違う曲だったから、初披露の時は『あ、この曲で行くんだ』ってみんな思ったと思うけど、一番似合うし。いも(堺)の声、私はすごく好きだから、こうやって聞けるのがうれしいし、いろいろな人に見てもらえるのもうれしいし、緊張しているのも分かるけど、それと同じくらい生き生きしているのも分かったから、うれしかったです」

堺「恥ずかしいよ、こんな横で言われるの(笑)。もともと声が高くなくて、アイドルっぽい声って高い声だから、コンプレックスだったんですけど。ボイトレしていて、逆にあんまり(自分のような声は)いないなって思って。高くてかわいい声の子はいっぱいいるけど、逆に大切にした方がいいんじゃないかなって。普段はけっこう、頑張って高めの声で歌っていたりしていて。『本当はこんな声じゃないのにな』『全然声出ないし』とか思いながら歌っていたけど、ボイトレしていく中で、そこを伸ばしていったらもっとできることも増えると思うし。このまま自分の声を大事にしていこうと思いました」

3人で「青春の出口」、違った曲に

-渕上さんは8月8日、15日、27日に出演。歌う曲も増えてきた。

渕上「8月くらいから『青春の出口』を歌い始めて。この自粛期間中にメンバーみんな歌もダンスも取り組んでいた曲でもあるから、最近発売されたシングルのカップリングではあるんですけど、この期間一番聞いたと言っていいくらい、家とかで向き合った楽曲なので、いろいろな思い出もありますし、それを3人で披露できたのも、また違った曲に感じました。レコーディングした時は3月とかで、こういう状況(コロナ禍)になるギリギリ前だったから、ただただ『めっちゃいい曲だな』みたいな。コンサートで、みんなで披露するんだろうな、と思っていたんですけど、半年くらいたって状況が本当に変わって。全員はおろか3人とかでしか披露できないのはやっぱり寂しいんですけど…。歌割りもCDでは加入期ごとなんですけど、ボイトレの先生が声質とか得意な音域で割り振りを決めてくれて。そこで自分の歌の可能性とかを知ることができたなと思います」

-最新シングルの収録曲の中で「青春の出口」はある意味最も「HKT」らしい印象がある。コンサートの終盤で歌っていそう。

豊永「想像がつきますよね」

渕上「『HKT48ファミリー』みたいな(笑)」

豊永「『誰より手を振ろう』とか(笑)」

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渕上舞もお菓子をパクリ

準備が時間が今までより尊く思えた

-その最新シングル「3-2」を8月30日の音楽イベント「@JAM ONLINE FESTIVAL」で初披露した。

豊永「初披露しましたね」

渕上「緊張した?」

豊永「緊張した。めちゃめちゃ自分のことになるんですけど、(シングルリリース前の)振り入れに参加していなくて。フルで振り入れする時に、ちょっと体調を崩していた。普通だったら仕事をしていたけど、こういう状況だからって休んでいたんですよ。それがもう自粛になる直前、選抜の最後の時間が振り入れだったっぽいんですけど。それで@JAMになってようやく振りV(振り付けを記録した映像)を見て。『無理だ』と思いました(笑)。(地頭江)音々がシンメ(逆側)のポジションだから教えてもらって。何だろう、見てるだけで脳みそ止まって、勝手に映像が終わっているんですよ(笑)。その中でも、いろいろとみんなで合わせて、今までのダンスの先生にも来てもらって、既存の楽曲のリハーサルも見てもらって。自粛期間が明けて初めて会ったから、みんなのテンションの上がりようがすごくて。徐々にではあるけど、今まで会っていたスタッフさんに会えてうれしいなと思ったり、配信限定でもステージでハンドマイクを持って歌うっていう状況がうれしすぎたり。あおりを誰がするかとか、何を言うかとか、決めているその準備の時間が、今までより尊く思えたというか…。終わってから調べないと(ファンの)反応を見られないっていうのがレアだったから。ずっと全力でやらなきゃいけないっていう意識が…。今までは(ファンの反応で)勝手に上げてもらっていた分、ずっとそこ(テンションを上げること)を意識的に思っていたのが新鮮だった。『OVERTURE』が鳴っているのに(ファンの)声がしないっていう状況で…」

渕上「自分で(テンション)上げないといけないんだね」

豊永「イレギュラーだったけど…でもやっていてHKTだなって思ったし、早くみんなでライブをしたいなと思ったし。10月にTOKYO IDOL FESTIVALがあるので。無観客で配信ライブを、実質的に本当の意味でやったのは@JAMが初めてだったから、それを見てどうするかとか、また話すんだろうなと思うとわくわくします」

西日本新聞

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