「遊びみたいな仕事やめて」悪気はない母の言葉が重くのしかかる

「遊びみたいな仕事やめて」悪気はない母の言葉が重くのしかかる

  • CHANTO WEB
  • 更新日:2023/11/21

音楽大学を卒業後に漫画家になったという異色の経歴を持つ輪立さく(@39wdc)さん。その経験や知識を活かした漫画『リプライズ 〜2周目のピアニスト』は話題となりました。

【第1話】音大卒!アラサー独女が久しぶりの再会で盛り上がる夜会

そんな輪立さんが新たに描く、音大卒女子たちの卒業後の日常を描いた『アダージェット〜音大卒独女たちの夜会〜』。

漫画内では、音大時代に六手連弾ユニット「アダージェット」を組んでいた凛、愛、冴子の三人は卒業して以来の再会をしお互いの状況について語り合います。愛は音楽教室で会社員として、冴子がフリーランスでそれぞれピアノを教えています。

「ピアニストを目指していても、それが叶うのは本当にごく少数の人です。それ以外だと音楽教室を経営する会社に就職したり、アルバイトをしながら自宅で音楽教室を開いたり、ラウンジなどで弾いたりという選択もあります」と、輪立さん。

華やかで、お金持ちで、将来は好きなことを仕事にできる──そんな煌びやかな世界と思われがちな音楽大学の厳しい現実も教えてくれます。

卒業後に様々な選択をした音大卒生の話を聞いた著者ならではの、実体験を参考に描かれた音大卒生の苦悩や困難、就職後の状況などリアルな話が描かれます。

音大時代に六手連弾ユニット「アダージェット」を組んでいた凛、愛、冴子の三人は卒業して以来の再会。音楽関連の会社に就職した愛、フリーランスで音楽の仕事をする冴子、そして訳あって音楽を諦め一般企業に就職をした凛。それぞれが思い描いていた将来とは違う生活を送るなかでの、不安や葛藤、ストレスも…。アラサー独女が夜会で繰り広げる雑談から見えてくる音大卒のリアル!

自宅で開業したピアノ教室をメインに。音大で後輩の伴奏や居酒屋でのアルバイトをしながら生計を立てる冴子の日常は…。

No image
No image

稼ぎは多くないけれど、夢だった音楽の仕事に就き頑張っているつもりだったのに…。悪気はないとわかってはいても、理解をしてくれない母親にネガティブな気持ちを抱いてしました。

もっと仕事を増やし、受け入れてもらおうと気持ちを切り替えた冴子でしたが肝心のレッスン生は遅刻。そしてその理由はデート!?
驚きを隠せない冴子なのでした。

作/輪立さく

関連記事:

「そんな遊びみたいな仕事…」フリーランスで働く女性への心無い言葉

先生なのに見た目を評価…容姿を褒められても喜べないわけ

「やる気のない子は大変」ピアノ講師の話を聞いた音大同期の反応

輪立さく

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加