【茨城県】過積載など8件摘発 茨城・常総の国道294号取り締まり トレーラー横転死傷受け

【茨城県】過積載など8件摘発 茨城・常総の国道294号取り締まり トレーラー横転死傷受け

  • 茨城新聞クロスアイ
  • 更新日:2023/05/26
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大型トレーラーが絡む2人死傷事故を受けて実施した取り締まり=常総署

茨城県常総市の国道294号で大型トレーラーが横転し、2人が死傷した事故を受け、県警常総署などは26日、事故現場近くで交通取り締まりを実施した。国道沿いは大型トラックなどの往来が激しく、署員らは過積載や速度など道交法違反容疑の8件を摘発した。

取り締まりには、同署と県警交通指導課、交通機動隊が参加。過積載が疑われる車両や運転中にスマートフォンを操作する運転者を同署へ誘導し、反則切符を切ったり、警告したりした。

過積載車両の危険性について、同課の方波見景子管理官は「制動距離が長くなり、道路もでこぼこになって水たまりができやすくなり、スリップ事故にもつながる」と話した。

事故は19日午後4時55分ごろ発生。対向車線にはみ出したトレーラーが横転して軽乗用車が下敷きになり、同市の20代女性が死亡したほか、同県つくばみらい市の60代男性が重傷を負った。事故現場近くには、わだちが点在していた。

白田孝徳署長は「事故があった国道は交通の動脈。交通違反の摘発に力を入れ、二度と痛ましい事故を起こさせない」と語った。

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