甲山親方の長男・若碇が新幕下で勝ち越し「ちょっと緊張した」幕内経験者撃破も内容は反省

甲山親方の長男・若碇が新幕下で勝ち越し「ちょっと緊張した」幕内経験者撃破も内容は反省

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  • 更新日:2023/09/19

◇大相撲秋場所10日目(2023年9月19日 東京・両国国技館)

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<秋場所10日目>鳰の湖(左)を突き落としで下す若碇(撮影・島崎忠彦)

甲山親方(元幕内・大碇)の長男・若碇(18=伊勢ノ海部屋)が鳰の湖(36=山響部屋)を破り、初めての幕下で勝ち越しを決めた。

立ち合い頭で当たり合ってから鳰の湖に一気に押し込まれたが、土俵際しぶとく残して左へ回り込んで突き落とし。「勝ち越しが懸かってちょっと緊張した。立ち合い集中できていなかった」と納得の内容ではなかったが白星をつかみ取った。

幕内経験者との対戦はこの日が初めて。4番相撲では元十両の大成龍(30=木瀬部屋)を馬力で圧倒していたが、今回は「圧力が違った」と前に出て勝つことはできなかった。

序ノ口デビューした春場所から各段を1場所ずつで通過。先場所三段目優勝で一気に西幕下55枚目まで番付を上げた。初めての幕下でここまで4勝1敗の好成績。部屋の稽古では幕下力士らと申し合いをこなし、小結・錦木の胸も借りて力をつけてきた。「勝ち越せたので、あと2番頑張りたい」とさらなる星の上積みを見据えた。

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