仙台駅前の都心空間をどう活用? 青葉通の未来を描く社会実験 広場化“期待と不安”〈仙台市〉

仙台駅前の都心空間をどう活用? 青葉通の未来を描く社会実験 広場化“期待と不安”〈仙台市〉

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  • 更新日:2022/09/23
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仙台放送

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仙台駅前の都心空間をどう活用していくのか、今回の社会実験はその道筋を探るために大きな意味を持ちます。関係者からは期待の声が聞かれる一方、不安や課題を指摘する声もあがっています。

仙台駅前の商店街組合で理事長を務める渡邉博之さん(62)。青葉通を盛り上げたいと、30年ほど前から、地元の人たちと話し合いを続けてきました。

仙台駅前商店街振興組合 渡邉博之 理事長

「今にぎわっているイービーンズ側の方が、今に比べると開発がされていなかったので、集客力では青葉通の方が多かった」

青葉通は、戦後の復興事業により、大通りとして、仙台駅前に整備されました。その後、雑貨店や映画館などの商業ビルが立ち並ぶまでに発展。多くの人でにぎわう、まさに「杜の都仙台のシンボル」として栄えました。

しかし、さくら野百貨店仙台店の経営破綻などを受け、商業地の広がりには欠ける状況に…現在は、路線バスやタクシーを利用する人が目立つ状況です。渡邉さんは、「青葉通の広場化構想」がにぎわいを取り戻す一歩になればと期待を寄せています。

仙台駅前商店街振興組合渡邉博之理事長

「にぎわいと憩いが共存するような形で、皆さんに楽しんでもらえるような街であり続けられればいい」

一方、課題があるのも事実です。今回の社会実験では、仙台駅に直結する道路をふさぐことになり、交通への影響が懸念されます。青葉通沿いに店を構える飲食店からは期待の一方、不安の声も聞かれました。

bar allegro 相原慎太郎 店長

「周辺の交通の影響は多少なりともあるのではないかと、常連が来にくくなるのかなという不安も抱えていた」

社会実験の期間中は、仙台市から委託を受けた警備会社が、1日16人態勢で人や車の誘導、バス停の案内などを行います。

しかし、休日などで交通量が増えれば、渋滞やトラブルが起きる可能性もあります。

仙台市都心まちづくり課 馬場泰通 課長

「東北の玄関口ですので、ふさわしい魅力や活力を生み出していくことは重要だろうと、この取り組みをスタートさせた。都心の中に看板や歩道橋に横断幕を設置し、交通規制の周知をしている。市民の方々に協力をお願いしたい」

「仙台のシンボル」青葉通の未来を描く今回の社会実験。仙台市は、年度内に実験結果から課題を洗い出し、来年度に将来的なビジョンの策定に取り組む方針です。

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