
和田商会が取り扱う「LA BiCi(ラ ビチ)」は、名前としては台湾の商社名を冠するが、日本独自の自転車製品を生み出すブランドだ。非常に手ごろな価格で、スポーツバイクデビューしたい人やセカンドバイクが欲しい人にぴったり。そのなかから新モデルや新色をチェック。
PICCOLA

まもなく入荷開始の小径車「ピッコラ」。販売価格は9万7350円(完成車)で全4色展開
14インチホイールの折りたたみ小径車「PICCOLA(ピッコラ)」。全国の取り扱い店舗でその販売がスタートしている。10万円以下で手に入る3段変速アルミバイクであり、重量は7.8kg。チョイ乗りや小さな輪行旅に最適な、オシャレな一台だ。


コンパクトに折りたたんで輪行袋へ収納可能。10~11月にオプションパーツとして「オリジナルキックスタンド(3700円)」と「輪行バッグ(5400円)」を販売予定 ※ともに予価
ロードディスク700c

前年からロードモデルとして継続しつつ、ニューカラーに生まれ変わった「ロードディスク700C」。10万1970円(完成車)
「ロードバイクデビューしたいけど、高価格過ぎて手が出ない」。そんな人にオススメされるモデルが「ロードディスク700c」。A6061アルミフレーム&フォーク&ディスクブレーキ採用のバイクだ。メインコンポはシマノ・ターニー(2×7S)で、10万円と少しの金額でロードバイクの楽しさを十分に味わえる一台になっている。

ラ ビチのコーポレートカラーをイメージとした「ブルー(リミテッド)」を採用。シンプルながら個性的なカラーだ

こちらのカラーは「ホワイト」。白×マゼンダの組み合わせは男女問わず人気が出そうだ。セカンドバイクとしても薦めやすい
グラベル700c

未舗装路を走るグラベルロードバイクのエントリーにふさわしい「グラベル700c」。12万7600円(完成車)。手前はブラック、奥がゴールドブラウンの2カラー展開
ロードディスク700cと同じ6061アルミを採用したグラベルロードバイク。未舗装路の砂利道に挑むもよし、荷物を積んだ長距離ツーリングに行くのもよし、または通勤・通学に使うもよしのマルチな一台。メインのコンポはシマノ・クラリス(2×8S)を装備。標準装備のタイヤ幅は35mmだが、最大42mmまで対応可能。

リアラックやフェンダー、カーゴケージを取り付けられるよう、各所にダボ穴などが搭載されている

国内担当デザイナーいわく「ゴールドブラウンカラーは、あえて10年前くらいのレトロモダン感を狙いました」。独特の深みと渋さで目を引くデザインに
世の情勢的になにかと値上がりが続いているが、そんななかでも買いやすい、乗り出しやすいバイクを生み出すラ ビチ。ジャパンオリジナルのアイデアを基に、今後もハイコスパな製品を展開予定。要注目だ!
問:和田商会http://wada-net.co.jp/la-bici/
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