【NJKF】国崇が逆転TKO勝ちで「地元無敗」の記録を更新、K-1帰りのMARIがAyakaにリベンジ

【NJKF】国崇が逆転TKO勝ちで「地元無敗」の記録を更新、K-1帰りのMARIがAyakaにリベンジ

  • ゴング格闘技
  • 更新日:2021/11/27
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NJKF拳之会「NJKF 2021 west 4th」
2021年11月21日(日)岡山・倉敷市マービーふれあいセンター

▼メインイベント 交流戦 57kg契約 3分5R(ISKAムエタイルール)
○国崇(NJKF拳之会/WKAムエタイ世界フェザー級王者)
TKO 4R 0分58秒
×No-Ri-(ワイルドシーサーコザ/TENKAICHI元バンタム級王者)

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拳之会の主催興行はこれまで年1回、春頃に行われるのが通例で、今年も4月に岡山市で開催されているが、今回は2018年の西日本豪雨で最も被害が大きかった真備町の復興支援を名目として、今年2度目の挙行となった。会場のマービーふれあいセンターは水害時に浸水して使用不能となっていたが、リニューアルされて今年6月に再開。その記念として同月には碁聖戦なども行われ、キックボクシングの大会はこれが初となる。大会中にはNJKF・坂上顕二理事長と拳之会選手会を代表して国崇から、真備町出身の倉敷市議会議員・原田龍五氏と守屋弘志氏にそれぞれ支援金が贈られた。

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メインを飾ったのは、4月大会で100戦記念試合を戦った国崇。その後、9月の後楽園大会で前田浩喜と12年ぶりの対戦を経て、これが102戦目となる。対戦相手は沖縄の元TENKAICHI王者で、5月にはKNOCK OUTにも出場したNo-Ri-。国崇は4月の翔平に続いて地元では2戦連続で沖縄勢を迎え撃つこととなった。

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1R序盤から前に出て圧力をかける国崇だが、手数は少ない。セコンドも「ジャブ!」と声をかけるが、好調時の特徴であるジャブは少なく、ローが出る程度。入場では恒例のダンスで場内を沸かせたNo-Ri-は、足を使って国崇の圧力を回避しようとする一方、ミドルキックや前蹴りからパンチを出そうとしていく。中盤、国崇は左ボディをヒットし、終盤にはラッシュをかける。

2Rも国崇が圧力をかける場面が続くが、やはり手数は少なめ。No-Ri-はバックブロー、バックキックなど得意の回転系も駆使し、ハイキックも見せる。国崇はここでも左ボディを繰り出すが、追い詰めるには至らず。

3Rには一気に試合が動いた。先に攻勢を握ったのはNo-Ri-で、バックブローをヒットすると国崇の動きが一瞬止まる。さらにコーナー付近では左をヒットし、ダウンを確信して手を上げるも、これはダウンにはならず。国崇が反撃に出ようとするところに、さらにカウンターの右ハイをヒットすると、国崇は明らかに効いた様子。

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過去13戦続いた国崇の「地元全勝」がついに途切れるかとも危惧されたが、ここから国崇が怒濤の反撃。まず右クロスでNo-Ri-をダウンさせると、左ボディでダウンを重ね、終了間際には前蹴りで3つ目のダウンを奪う。この試合はISKAムエタイルールで行われておりフリーノックダウンのため、試合は続行。

4Rも国崇の攻撃が続く。前蹴りで通算4度目のダウンを奪うと、立ち上がったNo-Ri-は声を上げて気合いを入れる。だが国崇は右ストレートを浴びせて倒すと、レフェリーがストップ。ピンチを脱しての逆転勝利に、場内からは大歓声が沸く中、国崇は苦笑いと安堵が混じったような表情を見せた。

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リング上でのマイクで国崇は「対戦相手のNo-Ri-選手が本当に強くて、やられるかなと思ったんですが、皆さんの応援のおかげで何とか勝つことができました。本当に皆さんのおかげでキックボクシングが続けていけるんだなと思いました」と述べ、真備町で初開催となった大会を締めた。

試合後、控室では「試合をあまり覚えてないんです。ハイをもらったのは何となく記憶にあるんですが……バックブローももらったんですか?」と、逆に確認。「序盤は距離感が遠くてうかつに入ったらまずいかなと思って、手が出ませんでした。自分でも固いなとは思っていて、ジャブも出ないなと。相手が下がったらリズムを変えるというのがテーマだったんですけど、それもできなくて。3Rのハイはカツーン!ともらって、効きました。倒れなくてあんなに効いたのは初めてですね」と劣勢の自分を振り返る。

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そこからの逆転劇には「会長にはまた怒られると思いますけど、勝ちで1年を締めくくれてよかったかなと。でも、キックボクシングはまだまだ奥が深いですねえ……」と、ここでも安堵の表情。最後は「来年も変わらずやっていきたいですね」と、いつもの笑顔に戻った。

▼ダブルセミファイナルII ミネルヴァ アトム級 2分3R
×Ayaka(NJKF健心塾/ミネルヴァ ピン級王者)
判定0-3 ※29-30×3
○MARI(ナックルズGYM/ミネルヴァ アトム級3位)

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ダブルセミファイナル第2試合ではミネルヴァ・ピン級の新旧王者が、アトム級で対戦。昨年からはRISEでも活躍している現王者のAyakaと、今年はK-1で連戦しているMARIとの一戦は、Ayakaが勝利した2年前の激突から、お互いにいかに成長したかを見せる戦いとなった。

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序盤からスピーディーな攻撃を交錯させ、Ayakaはヒザや前蹴り、MARIはパンチを中心に攻める。組んでからの圧力ではAyakaに分があったが、MARIも前蹴りなども繰り出して応戦。2R終了時のオープンスコアではジャッジ3名とも20-20のイーブンとなった。3Rはパンチの交錯から組むとお互いにヒザを出し合う攻防が多く見られ、その中でわずかに上回ったMARIに軍配。勝利したMARIは「リベンジできてうれしいです」と喜びを表した。

▼ダブルセミファイナルI 交流戦 70kg契約 3分3R延長1R ※ヒジあり
○佐野克海(NJKF拳之会/NJKFスーパーウェルター級2位)
TKO 1R 1分41秒
×☆HIRO☆(VERSUS/JKIスーパーウェルター級10位)

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ダブルセミ第1試合は拳之会期待の佐野克海が登場。4月の岡山大会で勝利した☆HIRO☆の強い要望を受け再戦となったが、佐野は序盤からミドルをヒットするとラッシュをかけ、最後はパンチを集めて101秒TKO勝利。前回に続いての1R決着となった。試合後の佐野は「もうちょっと打ち合うかなと思ってたんですけど、いつもは出ない蹴りが出た分、早く終わったのかなと。早くチャンピオンになって、国崇先生みたいに世界に行きたいと思います。一番力になるのは練習なので、しっかり練習して試合に臨んでいきたいです。兄の佐野勇海も来週Krushデビュー(11月27日、Krush-EX)なので、2人で上にいきたい」と、意欲を露わにした。

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写真&レポート/高崎計三

【試合結果】

▼第5試合 交流戦 ヘビー級 3分3R ※ヒジあり
×天承山(LifeAMIC-ハイホ゛ルテーシ゛)
判定0-3 ※27-30×3
○ミヤギン(NJKF team Bonds)

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▼第4試合 交流戦 スーパーバンタム級 3分3R
○湧也(BOSS GYM)
判定3-0 ※30-28、30-29、29-28
×井原駿平(ワイルドシーサーコザ/TENKAICHIバンタム級2位)

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▼第3試合 交流戦 59kg契約 3分3R
×勇(OU-BU GYM)
TKO 2R 2分26秒
○田中陸登(拳狼会)

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▼第2試合 交流戦 フェザー級 3分3R
○長野龍生(JKI武勇会)
判定3-0 ※30-29×3
×マナベ・アツヤ(Blaze)

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▼第1試合 交流戦 フェザー級 3分3R
×松本大和(ゼロ戦クラブ)
判定0-2 ※29-30、28-29、29-29
○清水大志(誠剛館総本部)

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〈オープニングファイト〉
アマチュアキックボクシングNEXT☆LEVEL

なお今大会のオープニングマッチでは、「NEXT☆LEVELジュニア日本統一王座決定戦」が8階級にわたって行われた。2週間前の11月7日NJKF大阪大会のオープニングファイトで勝利した6選手をはじめとする関西王者が乗り込み、中四国王者と激突。延長に及んだめまぐるしい攻防を制した中四国の庄司翔依斗(-35kg級)、再三ヒザ連打を決めヒザでダウンも奪った関西の細見樹斗(-40kg級)、要所を制し中盤以降はヒザ連打も出した関西の山田貴紀(-45kg級)などが勝利し、統一王座に輝いた。

▼第9試合 ジュニア日本統一王座決定戦 -60kg 1分30秒3R延長1R1
○中元優成(NJKF team Bonds/中四国代表)
判定3-0 ※30-28×2、30-29
×野村龍聖(NJKF健心塾/関西代表)
※中元が-60kg第4代王座獲得

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▼第8試合 ジュニア日本統一王座決定戦 -55kg 1分30秒3R延長1R
×中嶋愛樹斗(誠剛館総本部/中四国代表)
判定0-2 ※29-30×2、29-29
○青松宗祐(TEAM LIGHT/関西代表)
※青松が-55kg第8代王座獲得

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▼第7試合 ジュニア日本統一王座決定戦 -50kg 1分30秒3R延長1R
○池口虎太朗(武魂會/中四国代表)
判定3-0 ※30-28×3
×浦田陸翔(楠誠会館/関西代表)
※池口が-50kg第8代王座獲得

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▼第6試合 ジュニア日本統一王座決定戦 -45kg 1分30秒3R延長1R
×平野詩苑(テツジム/中四国代表)
判定0-3 ※28-30×3
○山田貴紀(山口道場/関西代表)
※山田が-45kg第8代王座獲得

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▼第5試合 ジュニア日本統一王座決定戦 -40kg 1分30秒3R延長1R
×稲田晃大(NJKF拳之会/中四国代表)
判定0-3 ※26-30×2、27-30
○細見樹斗(MONSTER JAPAN/関西代表)
※細見が-40kg第8代王座獲得

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▼第4試合 ジュニア日本統一王座決定戦 -35kg 1分30秒3R延長1R
○庄司翔依斗(NJKF拳之会/中四国代表)
延長R判定3-0 ※10-9×3
×上窪 聖(昇龍會/関西代表)
※庄司が-35kg第8代王座獲得。本戦の判定は30-29、29-29、29-30

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▼第3試合 ジュニア日本統一王座決定戦 -30kg 1分30秒3R延長1R
×渡邉蓮大(武魂會/中四国代表)
判定0-3 ※27-30、29-30×2
○林功太郎(山口道場/関西代表)
※林が-30kg第8代王座獲得

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▼第2試合 ジュニア日本統一王座決定戦 -25kg 1分30秒3R延長1R
×久保田天空(Team 男塾/中四国代表)
判定1-2 ※28-30、28-29、30-29
○辻畑陽気(昇龍會/関西代表)
※辻畑が-25kg第8代王座獲得

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▼第1試合 ジュニア交流戦 -45kg 2分2R延長1R
×田口 杏(柏塾)
判定0-3 ※18-20×3
○安黒珠璃(闘神塾)

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