
エトーが2人の指揮官に言及
2010年代の監督同士の戦いは、攻撃においても守備においても高いレベルだったが、両監督の下で欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制した元バルセロナのサミュエル・エトーは、ペップ・グアルディオラのスタイルよりもジョゼ・モウリーニョのスタイルを好むことを明かしている。
エトーはレアル・マジョルカからレアル・マドリーを経由してFCバルセロナに加入。その後、CLを2度制覇したことを含むバルサでの大成功により、同選手はクラブの伝説となっている。
しかし、その後、ズラタン・イブラヒモビッチをインテルからバルセロナに移籍させる時の契約の一部としてグアルディオラに不当に放出させられた。イタリアの地でも彼は輝き、モウリーニョ監督の下でインテルでチャンピオンズリーグを制覇に貢献した。
「私はジョゼ・モウリーニョのスタイルの方が好きだ。スタイルの問題だ。彼らはそれぞれのやり方を持っている、私はジョゼ・モウリーニョの方が好きだ」と、エトーは『SPORTbible』のインタビューで説明した。
「ペップはトップの監督だから断言することは出来ない。しかし、ジョゼ・モウリーニョほど選手のモチベーションを上げられる監督は他にいない。私にとってジョゼとの3連覇は特別なものだ」と付け加えている。
そして、エトーは今でもそれを感じているようだ。このように感じているのは興味深いことで、特に多くの若いコーチたちが成功を収め、モウリーニョの現在のレベルを超えている時期にだ。
「今は自分のスタイルを持った監督が増えた。でも、まだ、やる気を起こさせ、選手の力を最大限に引き出すという点では、ジョゼ・モウリーニョは素晴らしい」とエトーは付け加えた。