温野菜・しゃぶ葉・和食さと、“3,000円以下”しゃぶしゃぶ食べ放題ランキング! 「豊富なメニュー」「コスパ最強」な店舗は?

温野菜・しゃぶ葉・和食さと、“3,000円以下”しゃぶしゃぶ食べ放題ランキング! 「豊富なメニュー」「コスパ最強」な店舗は?

  • サイゾーウーマン
  • 更新日:2020/11/21
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「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

しゃぶしゃぶ食べ放題チェーン、“3,000円以下”のコースで格付け!

「ちょっとご褒美」として食べたいメニューといえば、やっぱりお肉。焼き肉は定番ですが、さっぱりと味わいたいときは、しゃぶしゃぶという選択肢もありますよね。チェーン店で安く手軽に、おなかいっぱい食べられるのも魅力の一つです。

ということで今回は、管理栄養士の川村先生に大手チェーン店の「温野菜」「しゃぶ葉」「和食さと」から、“3,000円以下”のしゃぶしゃぶ食べ放題メニューを比較してもらい、栄養面でランキングをつけてもらいました。

――しゃぶしゃぶは、栄養価的にどんな特徴があるのでしょうか?

川村郁子先生(以下、川村) 鍋に入っただしにお肉や野菜をサッとくぐらせて食べるもので、調理法としては「ゆでる」に近いです。お肉はゆでることで脂肪分が落ちるので、焼いて食べるよりも脂質を抑えられます。また、野菜やきのこは加熱することでかさが減って、たくさん食べることができますよね。同じお肉の食べ方でも、焼き肉に比べると、脂質を抑えながら野菜やきのこもたくさん食べられる、栄養価的に優秀なメニューといえます。

――しゃぶしゃぶにもいろいろな種類のお肉が用意されていますが、どんな違いがありますか?

川村 基本的には好きなお肉を食べてほしいですが、より脂質を抑えたいという方は、脂肪の多いバラ肉よりも、ロースやもも肉を選ぶといいでしょう。また、鉄分不足が気になる方は、牛肉を選ぶのもおすすめ。鶏肉、豚肉、牛肉の中で、鉄や亜鉛を比較的多く含んでいるのは牛肉なんです。牛肉をあっさりと食べられるのも、しゃぶしゃぶのいいところですね。

――お肉以外に、しゃぶしゃぶで“食べるべきメニュー”はありますか?

川村 しゃぶしゃぶのようなお鍋は、たくさんの種類の食材を少しずつ食べられるのが利点。そこでポイントになるのは、やはりバランスです。なんでも選べるからこそ、バランスよく食べてほしいですね。野菜は特に、“彩り”を気にして選んでみてください。小松菜、ニンジン、青ネギ、ニラなどの緑黄色野菜と、白菜、大根などの淡色野菜、両方をバランスよく食べることをおすすめします。また、豆腐やきのこ類なども取り入れると、よりたくさんの栄養素を補うことができますよ。

――それでは、3,000円以下で楽しめる「温野菜」(2,980円/以下、税別)、「しゃぶ葉」(2,499円)、「和食さと」(2,790円)の食べ放題メニューを見て、解説をお願いします。まずは「温野菜」から。

川村 3店ともメニューが豊富で、大きな差はないというのが本音です(笑)。ただ、「だし」と「野菜・きのこ類」はお店によって個性が出ているので、今回はこの2つに絞って見ていきたいと思います。

温野菜のだしは、シンプルながらグルタミン酸の旨味が溶け込んだ「根昆布だし」がおすすめ。「豆乳だし」もコクとまろやかさを楽しみつつ、豆乳に含まれるビタミンやカルシウムなどを少量補えます。また、野菜はたくさん種類があるので、いろんなものを選んでほしいのですが、「トロ白菜」でビタミンCや旨味をプラスするのがよさそう。その他、緑黄色野菜の「甘い人参」や「ニラ」などもおすすめです。

温野菜のいいところは、きのこの種類が豊富な点。ネーミングも「肉厚椎茸」や「あわびエリンギ」など、食欲をそそられますよね。きのこには、ビタミンB群、食物繊維が含まれていますので、コリコリとした食感を楽しみつつ、栄養を補ってほしいです。

――続いて、「しゃぶ葉」はどうでしょうか?

おはようございます。

朝は少し冷えるので、温かいお鍋の画像を置いておきます。
なんてったって今日は… #鍋の日

好きなだしでお野菜とお肉を楽しみましょう。
〆やデザートもお忘れなく!! pic.twitter.com/n81N5PnHqW
— しゃぶ葉 【公式】 (@syabuyou_PR)
November 7, 2020
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川村 だしは「柚子塩だし」や「とんこつ風白湯だし」が、さっぱりしつつも飽きのこない味付けになっていますね。また、しゃぶ葉はつけだれにいろいろな薬味をトッピングできるのが魅力的。「おろし生姜」「きざみオクラ」「ねぎ」などをたっぷり加えれば、味にアクセントをつけることができます。

また、新鮮な野菜がたくさん食べられるところも、しゃぶ葉のおすすめポイント。特に「香味野菜」は、千切りにされたネギやニンジンなどがミックスされていて、一度にたくさんの野菜を食べることができます。火が通りやすく、スープに野菜の旨味が溶け出すので、お肉との相性もバツグン。香味野菜をお肉で巻いて食べるのが、理想的な形だと思います。「蓮根」や「筍」など、食物繊維を多く含む野菜を加えて、葉野菜とは違った食感を楽しむのもいいですね。

ちなみに私はしゃぶ葉に行くと、必ず「きくらげ」を食べます! きくらげは、きのこ類の中でも食物繊維を多く含み、不足しがちな栄養素であるビタミンDも摂れるんです。コリコリとした食感で歯ごたえもいいですし、よくかむことで食べ過ぎ防止にもなりますよ。

――最後に、「和食さと」の解説をお願いします。

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川村 だしはどれもいいと思いますが、ピリ辛が好きなら「旨辛キムチだし」を選びたいのでは。唐辛子のカロテンやビタミンEが、だしに溶け込んでいるはずです。野菜は「水菜」や「三つ葉」といった葉野菜を中心に、「しめじ」「えのき」などのきのこ類を選ぶといいでしょう。

さらに「レタス」を加えると、シャキシャキとした食感を楽しみつつ、カリウムやカルシウムを補うことができます。レタスは加熱するとかさが減るので、生で食べるよりもたくさん消費できるのがいいところ。あとは、食物繊維を多く含む「わかめ」や「糸こんにゃく」を加えてもいいと思います。

メニュー豊富な「温野菜」 VS コスパ最強の「しゃぶ葉」

――では、3店舗に順位をつけるとしたら、どうなりますか?

川村 メニューの豊富さでは、「温野菜」が第1位でしょうか。特に野菜類やきのこの種類が多くていいですね。第2位は、つけだれやトッピングでアレンジのできる「しゃぶ葉」です。栄養価を見ると「温野菜」のほうが上ですが、「しゃぶ葉」は何よりもコスパが最強。ランチなら2,000円以下でも食べ放題が楽しめちゃいます。お肉と野菜をたっぷり、しかも安く食べたい人にはピッタリでしょう。

第3位は、僅差で「和食さと」。十分豊富なメニューなのですが、ほかの2店舗の野菜メニューがより充実していたので、この結果になりました。逆に、しゃぶしゃぶ以外の食べ放題メニューが豊富にあるので、あれもこれも食べてしまって、カロリーオーバーにならないか少し心配ですね。

しゃぶしゃぶは「ちょっとしたご褒美」感がありながら、お肉や野菜をたっぷり食べられて、栄養価的にはとても優秀なメニュー。ここまでいろいろ言いましたが、ご褒美にしゃぶしゃぶを選んだ時点で、栄養への気遣いは十分できていると思います! 肌寒い季節、しゃぶしゃぶで体も心も温めてほしいですね。
(文:佐藤真琴)

■川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育

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