【茨城県】人身事故、茨城県内で増加 21年12月、600件超え コロナ前水準、逆戻り

【茨城県】人身事故、茨城県内で増加 21年12月、600件超え コロナ前水準、逆戻り

  • 茨城新聞クロスアイ
  • 更新日:2022/01/15
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茨城県警本部=水戸市笠原町

茨城県内の交通事故のうち人身事故の発生件数が、新型コロナウイルス感染拡大前の水準に戻りつつある。県警によると、昨年12月の1カ月間の発生件数は、2年ぶりに600件を超える見込みだ。発生件数はコロナの感染状況と一定の相関関係が見られる。今月に入り、13日時点で4件の死亡事故が発生。夜間や早朝に路面が凍結しやすい時期だけに、県警は「状況を踏まえた運転を」と注意を呼び掛ける。

県警交通総務課によると、1カ月当たりの県内の人身事故発生件数は、2019年12月に696件となって以降、600件未満で推移してきた。コロナ禍が始まった20年は、全ての月で前年より減り、国の緊急事態宣言が初めて発令された直後の5月は338件まで減少していた。20年は交通事故死者数が84人となり、64年ぶりに100人を下回った。昨年はさらに4人減り、1955年以降で最も少ない80人だった。

県独自の非常事態宣言が解除された昨年9月以降、人身事故件数は毎月増加している。10月には7カ月ぶりに500件を超え、12月には651件(速報値)まで増えた。同月は死者が13人、負傷者は805人(同)で、コロナ禍以前の水準に逆戻りした。

昨年の飲酒運転による死者は10人で、4年ぶりに2桁に上った。茨城県の飲酒事故死者数は16年が21件、17年が16件で全国ワーストだった。18~20年は改善傾向が続いていた中で、揺り戻しが起きている。

現在はコロナが再拡大し、これまでの傾向なら外出自粛などにより事故が減少していく可能性もある。ただ、新年会などで飲酒機会が多い時期に当たり、県警交通総務課の鈴木敦雄管理官は「飲酒運転は絶対に控えてほしい」と強調している。

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