
9人組アイドルグループ「Snow Man」が7日、東京・新橋演舞場で舞台「滝沢歌舞伎ZERO 2021」の初日前会見を行った。
2006年から故・ジャニー喜多川さんが企画・構成・総合演出を手掛けてきた滝沢秀明氏主演の「滝沢歌舞伎」が、滝沢氏の現役引退をきっかけに、19年から滝沢氏演出のもとSnow Manが主演を務め、「滝沢歌舞伎ZERO」として生まれ変わった。
約2年ぶりであり、デビューしてからは待望の初舞台。岩本照(27)は、「本当に有り難い。1公演1公演を大切に、エネルギーや笑顔の輪をたくさん広げていけるように、みんなで一丸となって一歩ずつ進んでいきたい」と目を輝かせてコメント。オープニングの大量の桜吹雪や衣装がピンクから青に変更した事については、「今、最前線で戦っている医療従事者の皆さまへの感謝とエールの想いを込めて、昨年公開の『滝沢歌舞伎 ZERO 2020The Movie』から青に変えさせていただきました」と明かした。
深澤辰哉(28)は演出を担当する滝沢氏について聞かれ、「リハ場では、いつも0番(センター)で見てくれるんですが…0番はあけてほしいかな」と不満を“ぶっちゃけ”。五右衛門との立ち回りシーンで体をそらせる時に、毎回、センターにいる滝沢氏のひざの上に頭がのってしまうんだとか。それでも最後は「滝沢くんに初めてひざ枕してもらいました(笑)」とうれしそうだった。一方、気象予報士の資格を持つ阿部亮平(27)は、劇中で明日の天気予報を発表する場面が。「殺陣をつけてくださった市川猿四郎さんの発案で、晴れの時はこの見得(みえ)の切り方とか、(天気によって)ちょっとずつ違います」と見どころを語っていた。
8日〜5月16日まで同所にて。