
お笑いコンビ「ミルクボーイ」が11日、大阪・なんばグランド花月で行われた「第六回上方漫才協会大賞」で大賞を受賞した。
2020年に活躍した若手芸人を対象に各分野のプロデューサーが推薦し、55組がノミネートされた中から大賞、話題賞などを決定。ミルクボーイは、リターン漫才を武器に19年の「M-1グランプリ」で優勝し、メディアへの出演が激増。同協会会長を務める中田カウス(71)から受賞を発表されると、内海崇(35)はガッツポーズし「うれしい」と感激。「ホンマ、5年前からしたら考えられへん」と感極まって涙を流した。駒場孝(34)は大阪・よしもと漫才劇場を拠点として活動してきた一年を振り返り、「上方ってつく賞はうれしい。ここ(大阪)で頑張ろうと決めましたんで」と喜びをかみしめていた。会長の中田は「大変忙しいのに、劇場の舞台を見てると、漫才に対する姿勢が手も抜かず気も抜かず、いつもすごいなと思っていた」と称賛していた。
特別賞は和牛、話題賞はマヂカルラブリーとすゑひろがりずが受賞した。