2日目は観光バスでの日帰りツアーを、1ヶ月前から予約していました。
5月17日AM9:20 京都駅前発
バスガイドさんの朗々とした語りが心地よくて、出発してまもなく眠気が襲ってきました。
ウトウトしながら旅の説明を聞いて、比叡山延暦寺についての基礎知識を教えてもらいました。
比叡山と大原三千院については、事前にネットで予習はしてきていたのですが、実際の景色を観ながらのガイドさんの説明は、すとんと頭に入ってきます。
比叡山は東塔・西塔・横川と3つのエリアに分かれていますが、私たちが行ったのは東塔のみ。
西塔と横川はバスの中から見学することができました。
比叡山延暦寺については ⇓ コチラをどうぞ!
https://www.hieizan.or.jp/

東塔入口
東塔にある根本中道(総本堂)は改修工事中で、全景を観ることはできませんが、中に入っての参拝はできます。

ご本尊は薬師瑠璃光如来で絶対秘仏。
厨子の中に安置されていますが、荘厳な雰囲気は感じました。
不滅の法灯も目の前で見ることができました。
『一隅を照らす これすなわち国宝なり』
天台宗の開祖・最澄(さいちょう)が残した言葉です。
「片すみの誰も注目しないような物事に、ちゃんと取り組む人こそ尊い人だ」という意味です。
最澄は法灯の明かりを灯し続けることに当番制を設けなかったそうです。
なのでここで修業しているお坊さんたちは誰かがやってくれるだろうという人頼みができないので、みんな法灯が消えないようにと心を配るようになります。
これも修行のひとつというわけですね。

階段を登って工事中の様子を見学しました。ここでは写真撮影OKです。

「開運の鐘」縁起が良いので鐘を突かせてもらいました。

大講堂では時計回りに歩いて、お坊さんたちがお経を唱えていました。

根本中道を出たところで、ニホントカゲがお見送りをしてくれました。律儀に写真を撮るまでじっと待っていてくれましたよ。
比叡山延暦寺では写経や座禅などの体験もできるようで、時間があったら是非やってみたかったです。

右は根本中堂(総本堂)のご本尊お薬師様(薬師瑠璃光如来)。左は大日如来の御朱印です。
比叡山を後にして、バスは大原三千院へ向かいます。
大原三千院のサイトはコチラ ⇓
http://sanzenin.or.jp/
三千院へつながる駐車場は少し離れていて、緩い坂道を15分ほど歩きます。
これは暑さもあり地味に辛かったです💦

このような小道を歩きます。右側には呂川が流れていて、三千院を挟んだ反対側には津川があります。呂川と津川は酔っぱらった時の呂律(ろれつ)が回らないの語源だそうです。

山門です。

お参り前にお食事です。

三千院拝観入口

客殿ではお抹茶を頂きながらお庭を堪能しました。

バスの出発時間まで、お庭を散策しました。

お庭にはこうした可愛らしいお地蔵さんがいくつもいました。

寄り添うようにしているお地蔵さんは有名ですよね。
お庭を一通り散策して、戻ってきたらシジュウカラの雛に遭遇しました。
https://note.com/ganiwara/n/n15ca65695e68

三千院境内にある金色不動尊の御朱印です。
バスツアーは比叡山延暦寺と大原三千院をお参りしたあとは、京都駅に戻る予定になっていましたが、私たちは下賀茂神社にもお参りしたかったので、途中下車させてもらいました。
下賀茂神社のサイトです ⇓
http://www.shimogamo-jinja.or.jp/

下賀茂神社の参道は森の中のようで、森林浴で疲れが取れるようでした。小鳥の鳴き声も優しくて、コゲラの姿を見つけました。

下賀茂神社の楼門です。


拝殿です。

下賀茂神社の御朱印です。
参拝後は市バスで京都駅まで戻りました。
バス料金は一律230円で、4回乗れば1日乗車券(1000円)がお得です。
日頃バスに乗ることがない私は、このシステムにとても感動(笑)
レンタル自転車もあって、京都駅周辺にも有名な観光スポットや神社仏閣が点在しているので、暑さが無ければ自転車で回るのもアリだなと思いました。
京都観光2日目は盛りだくさんで、一旦ホテルに戻って休憩。
夜は再び祇園で食べて呑んで歌って~🎵
思いっきり楽しんで、夜はホテルのベッドで爆睡でした。
3日目の最終日は、念願の三十三間堂へ。
その時の様子は明日またUPしますね。
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