片づかないイライラにおさらば  片づけスイッチが一瞬で入る魔法

片づかないイライラにおさらば 片づけスイッチが一瞬で入る魔法

  • 現代ビジネス
  • 更新日:2021/06/10
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「自分の『ちょうどいい』がみつかると、片づけに対するストレスや不満がなくなり、住まいを管理できる満足感が得られるんです」と話すのは、クローゼットオーガナイザーの中里ひろこさん。では「自分のちょうどいい片づけ」をみつけるにはどうすればいいのでしょうか。

そのヒントを集めたのが、中里さんの著書『わたしに合った「片づけ」ができる仕組みづくり』。そこから一部抜粋して、みなさんにとっての「自分に合った片づけ」をご提案していきます。その1回目のテーマは「やる気」。すっきりした部屋は気持ちがいいのはわかってる。でも忙しくてできない、いやこれくらいならまだまだ大丈夫……。そんな風に「片づけスイッチ」が入らないことありませんか? ではどうやって「片づけのやる気」を出すことができるのでしょう。

中里ひろこ
日本ライフオーガナイザー協会認定講師。
自分や家族の「今」に合わせた「コレならできる! 暮らしの仕組み」を指南するセミナーと個人レッスンを開催。「家族の好きを集めた集合体がマイホーム」をテーマにした、無理をしないで片づけ術が好評で、テレビ、雑誌に取り上げられている。
自分スタイル整理術https://ameblo.jp/hiro-twinkle-life/

今すぐ片づけたくなるショック療法

片づけが苦手な人は、少しでも忙しかったりすると「後でやろう」と思いがち。小さな場所でも片づけを先延ばしにすると、面倒な気持ちが増幅していきます。そんなときにおすすめなのが写真撮影です。

写真で見ると、実際に見ているよりも不思議なほど乱雑に見えるので、ショック療法として効果的です。昔、息子が小学生の頃、リビングでわたしの携帯電話で写真を撮って遊んでいて、その写真はわたしの目線とは違う部屋の見え方、わたしには見えていなかったモノの存在に気づき驚いたことがありました。

ここで「後でやろう」と思わないようにするコツは、写真を客観的に見る、ということです。客観的視点で「友人にアドバイスするならどうするか?」と、考えます。自分のことになると難しく考えがちですが、他人へのアドバイスは得意な人が多く、普段とは違うアイデアが湧き出てくるのでおすすめです。

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ダイニングテーブルの下に新聞が置かれているのに気づき、収納場所を作って問題解消。photo by Chiaki Kanbayasi

部屋を撮影した写真を見ることは、「もっと使いやすくならないかな?」「美しくならないかしら?」など、理想の暮らしへ意識を向けるヒントにもなります。特にリビングやキッチンは、いつも見ているだけに、無意識に置いているモノがその場に馴染んでいて違和感に気づきにくいものです。撮影して初めて「あれ? いつから、なんで、ここにあるんだろう?」と気がつき、驚くことも。

「片づけ」を行動に移すには?

子育てに追われていた頃のわたしは、細切れになる家事や、片づけてもなんだか中途半端な状態の家の中にいつもストレスを抱えていました。テレビや雑誌の「片づけ特集」にヒントを求めた結果、どの部屋も工夫はされているけれど、なんだかしっくりせず、「もっと時間に余裕があれば片づくのに……」と思っていました。

そんなある日、家の中で唯一「片づけに困っていない場所」があることに気づきます。それはお手洗いでした。そこに置いてあるのは必要不可欠なモノだけで、散らかることはありません。窓辺にお気に入りの花を飾っているだけのその空間は、わたしにとって唯一ホッとできる「片づけに困っていない場所」でした。

「すっきり、清潔な空間にしておく」という明確なゴールがあれば片づくと思えたことから、わたしの片づけはガラリと変わりました。誰かの収納方法を真似るばかりで情報に踊らされていると気づき、自分に合った片づけの仕組みとは何かを考えるようになったのです。家の中を一気に片づけるのではなく、小さなスペースから自分にとって心地よくする、ストレスのないように進めることが大切です。

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ごちゃごちゃしない仕組みにしたアクセサリーコーナー。photo by Chiaki Kanbayasi

「やる気がでない」という状態の人は、考えているけれど何も行動に移していないのがほとんど。一気に全部しようとすると「やる気が出るまで待とう」となるので、小さな箱1つひっくり返してみることから始めてみましょう。「やる気」は、待っていて出てくるものではありません。小さくても何か行動を起こすことで、やる気スイッチが発動するのです。

例えば、文房具なら「書く時に使うものだけ」とか「切るものだけ」などカテゴリーを小さく分けて、すぐに片づけられそうな量を意識してみるのがおすすめです。1箇所を片づけたことで達成感を感じると脳が喜び、もっと続けたいと思え、片づけがうまくいくスパイラルを生むのです。

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わたしに合った「片づけ」ができる仕組みづくり
ストレスのない収納システムをつくることを目的に、著者がたどり着いた家族がラクに片づけられる仕組みを紹介。どこをどんなふうにすれば「自分に合う片づけ」を実現できるかのヒントが満載。片づく家の仕組みづくりを3ステップ、プロセスを追って紹介しているほか、家族の変化に合わせて著者が家をどのように変えたのかの詳細を紹介しています。

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