
最新の情報通信技術やシステムなどを紹介する「e-messekanazawa」が金沢市内で始まった。、ことしは過去最多となる85の企業や団体が出展し、VR空間を体験できるものやAIの顔認証を活用した最新のソリューションなどが紹介されている。
最新の情報通信技術やシステムを紹介する「e-messekanazawa」が、26日から金沢市内で始まった。
ICT関連の企業が最新の情報システムなどを紹介する「e-messekanazawa」。
ことしは過去最多となる85の企業や団体が出展している。コロナ禍でリモートワークや仮想空間「メタバース」を活用した働き方が定着したが、現在はその技術をゲームなどに活用することが増えているという。
NTTコミュニケーションズ「バーチャル・リモートに対して苦手意識とか存在が遠いというところが薄れて、ものすごく身近なもので普段使いになってきているので、そこはかなり追い風になってきているかと」
こうしたこともあり、体験型のブースもあちこちに。記者もVR=仮想現実の空間を体験してみた。
記者リポート「私が着けているゴーグルの先には一面スキージャンプ台の景色が広がっています。それでは飛んでみたいと思います」
VRゴーグルをつけて体を動かすと、その動きが反映され、仮想現実の中でスキージャンプが体験できる。
記者リポート「仮想空間の中でスキージャンプの体験、普段できないと思うんですけど、かなり斬新で面白いです」
そして、こちらはAIの顔認証を活用した最新のソリューション。顔写真のついた身分証明書をこの機械にかざすと…。
PFU「私の情報はこういう感じで読み上げられることができます。これを使って…どうでしょう。こんな感じで申請書に簡単に情報を転記することができます」
個人情報が記された申請書のデータはそのまま印刷することができる。
PFU「一から手書きすることなく、カードから必要な情報を転記することができるので、簡単に申請書を作ることができます」
記入の手間や時間が省けることから自治体などに設置することで業務の効率化に期待がかかる。
また、会場にはコンピューターゲームでの対戦をスポーツとしてとらえた「eスポーツ」のブースも出展している。
イベントは27日午後5時まで県産業展示館3号館で開かれている。