「枠組みがなくなってほしい」タレントで振付師のKABA.ちゃんがトークショー 性的少数者への認識深めよう

「枠組みがなくなってほしい」タレントで振付師のKABA.ちゃんがトークショー 性的少数者への認識深めよう

  • BSN NEWS
  • 更新日:2023/09/19

新潟県三条市で16日、LGBTQなどの性的少数者への認識を深めてもらおうと三条市が啓発イベントを開きました。この中でタレントで振付師のKABA.ちゃんが出演しました。

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KABA.ちゃんは2016年に性別適合手術を受けて女性に戸籍変更した経緯や女性になるための準備中が一番つらかったことや体が女性に近づてきているときの外出先でのトイレが困り、多目的トイレを使おうとしても数が少ないことなどについて語りました。

さらにKABA.ちゃんは「物心ついたときは女性だと思っていた。それが小学校の低学年のころ。小学校5年生の保険体育の時間で、男女分けられるときに女子の方に行って先生に止められて初めて自分はそういうことなんだ、男の子だと知った。かなりのショックだった」と子どもの頃から自分の性について悩んでいたことを打ち明け、「枠組みのない世界になってほしい」と訴えました。

また、イベントでは高校生と三条市の滝沢亮市長との対談も行われ、参加した人たちは多様性を認めあう社会の実現の必要性について理解を深めていました。

なお、三条市は去年9月に性的マイノリティのカップルを公的に認めるパートナーシップ制度を導入しています。

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