横浜市で東急電鉄(東急)と相模鉄道(相鉄)が相互に直通運転する「新横浜線」が18日開業し、新駅「新横浜駅」(横浜市港北区)が誕生した。

相鉄・東急直通線の新横浜駅で行われた出発式(18日午前5時8分、横浜市港北区で)
東急は日吉―新横浜駅間で「東急新横浜線」を開業。相鉄は西谷―羽沢横浜国大駅間で2019年に開業していた「相鉄新横浜線」を新横浜駅まで延伸した。これにより、日吉―西谷駅間の12・1キロ区間を結ぶ直通線が開通した。
新横浜―渋谷駅間は乗り換えずに最短25分で行けるようになる。JR東海の東海道新幹線新横浜駅への利便性も向上し、二つの新横浜駅は歩行者デッキなどでつながり、約10分で乗り換えが可能だ。
新横浜線の開業に合わせ、JR東海は新横浜始発の東海道新幹線「のぞみ」を新設した。新横浜駅を午前6時3分に出発する下り臨時便で、利用客の多い土曜日などに運行を予定している。