
23F1第2戦サウジアラビアGP予選に臨むメルセデスAMGのルイス・ハミルトン(2023年3月18日撮影)。
【AFP=時事】18日に行われた23F1第2戦サウジアラビアGPで、8番手に終わったメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが、マシンとの「つながりを感じない」と話した。
年間優勝7回を誇るハミルトンは、チームメートのジョージ・ラッセルが4番手に入った中で、低調なパフォーマンスに終わった。
今季の新車について以前から不満を漏らしているハミルトンは、「とにかくパフォーマンスを引き出すのに苦労した」と明かし、「マシンの現状は…ジョージは素晴らしい仕事をして、前方の2列目に入った。だからこのマシンには間違いなく力がある」と認めた上で、「つながりを感じないんだ。こちらが何をして、どう変えようと、この車に自信が持てない」とこぼした。
「現時点で、このマシンから今以上のものを引き出せない感覚が間違いなくある」
ラッセルは、ドライブシャフトの問題で予選Q2敗退に終わり、決勝は15番手からのスタートになったレッドブルの王者マックス・フェルスタッペンが、簡単に順位を上げていくだろうと予想している。
「レッドブルは飛び抜けた仕事をしていて、残りのチームとの差はここ6〜8年よりも大きくなっている。本当に見事だ」と話したラッセルは、「何か起こらない限り、マックスはあっさり抜いていくと思う」と認め、「昨年のスパ(ベルギーGP<Belgium Grand Prix 2022>でもそうだったし、今年のマシンは去年より速い」と続けた。
「とはいえ、もちろん僕らも表彰台を狙える。ここのコースは、アストンマーティンとフェラーリとの差は小さいみたいで、10分の1秒か、2秒くらい彼らの方が速いかもしれないが、グリッドは僕らが上だから、表彰台を狙えない理由はない」【翻訳編集】AFPBB News