
山陰中央テレビ
スリップ事故が相次ぎ、公共交通はストップ。今回の雪と寒さによる影響は私たちの生活の様々な場面に及びました。
スリップ事故を起こした車です。フロント部分が大きく壊れ、後ろのタイヤが外れています。事故が起きたのは大田市の仁摩・温泉津道路。現場付近の区間が一時、全面通行止めになりました。
竹下記者:「午前8時の松江市山陰道です。目の前ほとんど見えず、反対車線も止まってしまっている車の姿が見えます」
数年に1度という今回の寒波。山陰両県では1月24日から25日あさにかけ、合わせて160件余りのスリップ事故が起きたということです。鳥取県では91件、島根県では74件。公共交通も軒並みストップ。両県の空の便は、25日午前中の便を中心に欠航が相次ぎ、空港では足止めを余儀なくされた人の姿も…。
運航再開を待つ人:「(どれくらい待つか)それすら分からない状態でこれからどうなるかですね」
一方、JRは山陰エリアの全区間で終日、運転を取りやめた他、両県を発着する高速バスも運休しました。また、両県の多くの小中高校で臨時休校の措置がとられました。