
アーセナルの攻撃を牽引したサカ(左端)。(C)Getty Images
現地時間3月19日に開催されたプレミアリーグ第28節で、首位のアーセナルは本拠地エミレーツでクリスタル・パレスと対戦した。16日のヨーロッパリーグ・スポルティング戦で負傷交代した冨安健洋はメンバー外となった。
序盤からボールを支配し、押し込むアーセナルだったは、11分にスルーパスに抜け出したザハにカットインからシュートを浴びたが、右のポストに救われた。
ピンチを凌ぐと18分、右サイドでサカがドリブル突破からクロス。相手のクリアミスを拾ったウーデゴーがミドルを狙うも、GKウィットワースにセーブされた。
試合が動いたのは28分、サカのクロスを受けたがマルチネッリがワントラップから相手DFを振り切り、左足で豪快にネットを揺らして先制点を奪った。
さらに43分、エリア内でホワイトのパスを受けたサカが、落ち着いてゴール左に流し込み、追加点を決めた。このまま前半を2点リードで終える。
後半に入って53分、右サイドでパスを受けたザハに強烈なシュートを打たれたが、GKラムスデイルが防いだ。
迎えた54分、トロサールのラストパスをゴール前に侵入してきたジャカが決めて、追加点を挙げる。
しかし63分、右CKをクリアしきれず、シュラップに押し込まれて1点を返される。それでも74分には、途中出場のティアニーの折り返しをサカがダイレクトで流し込んで、再び突き放す。
試合はこのまま4-1で終了。快勝を飾ったアーセナルはリーグ戦6連勝となった。次節は代表ウィーク明けの4月1日にホームでリーズと対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部